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文庫本の裏表紙には、本の内容を紹介した文章が書いてあることが多いです。


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この部分です。

拡大すると


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負けん気が強く、いたずらが過ぎたために両親から可愛がられなかった“坊っちゃん”。学校を卒業し、唯一、面倒を見てくれた清(きよ)と離れ、一人で四国の中学校に赴任する。(後略)」

なんて書いてあります。

この文章だけで皆さん何の作品か分かるでしょうか?
おそらく本を読まない人でも分かる人は多いと思います。

そう、この本は夏目漱石「坊っちゃん」です。(角川文庫版)


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この紹介分には作品の内容や魅力が書いてあります。

そして逆にこの文章から何の作品か類推することも可能です。

今週は文庫本の紹介文を利用して文学クイズを皆さんに出題したいと思います。

題して 

【文学のタイトル当てクイズ】紹介文から推理して書名を推理してみよう!

です。


入門レベルから一流書評家レベルまでの全7段階。

いくつ分かるでしょうか?


1、【入門レベル】

後半が自殺以後に発表された、太宰文学の総決算ともいうべき作品。生きる能力を失い、なりゆきに任せ、廃人同様に生きる男の手記……それはこの世を去るに際してこれまで胸底にひた隠しに隠していた自分の正体を書き残した陰惨な自画像ともいうべきものである。(後略)」

これは多分、わかると思います。
「太宰」の「総決算」ともいうべき作品と言えば、あれですよね。

正解は→こちらです


2、【初級レベル】

昭和のはじめ、瀬戸内海べりの一寒村の小学校に赴任したばかりの大石先生と、個性豊かな12人の教え子たちによる、人情味あふれる物語。分教場でのふれあいを通じて絆を深めていった新米教師と子どもたちだったが、戦争の渦に巻き込まれながら、彼らの運命は大きく変えられてしまう……。(後略)」

これはどうでしょうか?
小豆島を舞台に映画化もされた名作です。

正解は→こちらです


3、【中級レベル】

キューバの老漁師サンチャゴは、長い不漁にもめげず、小舟に乗り、たった一人で出漁する。残りわずかな餌に想像を絶する巨大なカジキマグロがかかった。(中略)徹底した外面描写を用い、大魚を相手に雄々しく闘う老人の姿を通して自然の厳粛さと人間の勇気を謳う名作。

著者はノーベル文学賞作家。
近代アメリカ文学を代表する作品です。

正解は→こちらです

ここまでは普段本を読まない人でも分かる人はいると思います。
次のレベルからはやや難しくなっていきます。


4、【上級レベル】

海外留学から帰って大学の教師になった健三は、長い時間をかけて完成する目的で一大著作に取りかかっている。その彼の前に、十五、六年前に縁が切れたはずの養父島田が現われ、金をせびる。養父ばかりか、姉や兄、事業に失敗した妻のお住の父までが、健三にまつわりつき、金銭問題で悩ませる。(中略)近代知識人の苦悩を描く自伝的小説。

「健三」「島田」といった人物名で分かるでしょうか?
ヒントは海外留学(イギリス)から帰国した作家という事。
そして日本人なら誰もが知る文豪の作品です。

正解は→こちらです


5、【セミプロレベル】

貧窮のうちに無邪気に育ったお玉は、結婚に失敗して自殺をはかるが果さず、高利貸しの末造に望まれてその妾になる。女中と二人暮らしのお玉は大学生の岡田を知り、しだいに思慕の情をつのらせるが、偶然の重なりから二人は結ばれずに終る……(後略)」

いかがでしょうか?
ヒントは前掲の【上級レベル】の著者と双璧をなす文豪の作品です。

正解は→こちらです


6、【プロレベル】

ものおもへば沢の蛍もわが身よりあくがれいづる魂かとぞみる。愛する男を失った式部が、神の力によって悩める魂を鎮めるべく貴船神社に詣でた折の歌である。この日記は、多くの男性遍歴の中で、とりわけ深い愛情を捧げた帥の宮との恋愛生活を、宮との贈答歌を中心に叙述したもの。(後略)」

古典文学に詳しい方にとっては常識の範疇かもしれません。
ちなみに紫式部日記ではありません。

正解は→こちらです

次が最後のレベルです。
紹介文のみで分かる人はいるでしょうか?


7、【一流読書家レベル】

人生の途上で堪えがたい悲しみに直面したとき、人はその事実をいかに受けとめ、その後の人生をどう生き得るのか。知恵遅れの長男と事故による障害で車椅子に乗る次男―二人の息子を同時に自殺で失った女性が、その悲惨を真正面から引き受け、苦しみの果てにたどりついた生の地平とは?魂の癒しを探り、生きることへの励ましに満ちた感動的な長編小説。(後略)」

ノーヒントでいきます。

わかりますでしょうか?

正解は……

……

……

来週月曜(11月14日)の更新で発表します。

なので、来週も読んでくださいね。





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# by mamesyakuhachi | 2016-11-07 00:01 | 複数著者など | Comments(0)


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封筒が好きでたまりません。
文房具店や書店、ミュージアムショップに行くたびについ買ってしまいます。

デザイン、紙質、手にしたときの肌触り。

ああ、たまりません。

手紙を入れたり、お金を入れたりして他人に送る封筒ですが、お気に入りの封筒は使うのが惜しくなってしまいます。
でも、ここぞのときにお気に入り封筒を使い、相手から反応があると嬉しくて小踊りします。

今週は本とも尺八とも関係ない記事ですが、我が封筒コレクションみてやってください。


まず和柄から。

私の最も好きなミドリの紙シリーズから3枚。


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ミドリの紙シリーズは季節ごとに新作が出ていて大体5枚入りで500円ぐらいとお手頃です。
(というか、これから紹介する封筒もそのぐらいの値段です。)

この紙シリーズ、基本的には花鳥風月をテーマにした柄が多いですが、上記二枚目のような変わり種もあって楽しいです。
そして三枚目の金魚柄は画像では見えないですが、波紋の透かしが入ってます。芸が細かいです。


次に紹介するのは日本で一番地価の高いお店、銀座の鳩居堂から一枚。

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朱色の映える格調高い色彩。さすがの日本一。
でも封筒ならお手頃価格です。

ちなみに私ごとですが、仕事関係のお礼状などは全て鳩居堂の便箋と封筒を使っています。
「鳩居堂の高級感で自分の拙い文章にも高級感を出そう」という、まるで虎の威を借りる狐状態なのですが、鳩居堂の便箋を前にすると「気合い入れて書くぞ」と心構えができるんですよね。


そして次は、神楽坂の書店かもめブックスで即買いした古川紙工の封筒。

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ほのかに輝く薄金色の佇まい。
水引に見立てたリボンのデザイン。
友人へのお祝いなどに使いたい一枚です。

まぁでも、いまだにお祝いには使ったことないんですけどね……。


さらに フロンティア(株)というメーカーの封筒。

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カラフルなひょうたん柄。
文庫が一冊入るサイズなので、この封筒に本を入れて送りたい。
夏目漱石「坊っちゃん」なんて雰囲気ぴったりです。
「罪と罰」ではないでしょうね。

次は、グリーティングカードやウェデイング関係の商品で知られるホールマーク

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雪の積もる松をモチーフした一枚。
こういった定番の柄はやはり持っておきたいところです。
スタンダードなデザインは様々な関係性の人に送ることができるので重宝するんですよね。
ってまだ一枚も使ってないんですけど。


次は友人から貰った一枚。画材店として有名な月光荘の封筒。

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左上には与謝野晶子の歌で

大空の 月の中より君来しや ひるも光りぬ 夜も光りぬ

とあります。きっと送り主が僕の光輝く姿を思ってプレゼントしたのでしょう……。たぶん。


ここで、和柄は以上。


ここからは洋柄の封筒です。

まず神奈川のポーラ美術館で購入した3120というブランドの封筒。

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デザインが奇抜で色合いも素晴らしいです。
柄違いも数種類あるみたいなんでコンプリートしたいぐらいです。

洋柄の封筒は和柄と違って自由度が高いものが多いようです。

次に紹介するのも個性的。この記事の冒頭に掲げた一枚です。

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グリーティングライフというメーカーの封筒です。
目上の人には送りずらいですが、仲の良い友人などに送れば高インパクトです。
こんな封筒見たことないです。


次は少し落ち着いた柄の一枚。
ロフトで見つけたDELFONICSというメーカーの封筒。

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通常の封筒より縦長なので、手紙を入れるだけじゃなくて、コンサートチケットを入れるのにも良さそうです。
または商品券を入れて、リボンをつければプレゼント用封筒にも使えそうです。


次は変わった素材の封筒。

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RYU-RYUというメーカーの封筒です。
画像では分かりずらいですが、実はトレーシングペーパーで出来ています。
少し中が透けて見えるので、便箋の柄と合わせて使いたい一枚です。

最後に高知のPAPER MASSEGEというお店で見つけた封筒。

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画像左が表面。右側が封筒を開いたところです。
なので、送られた側は中を開いた瞬間に隠されていたイラストに初めて出会います。
おしゃれな演出。
洗練された雰囲気。
はやく出来る男になりたい……。


以上、コレクションの一部を紹介しました。
お楽しみ頂けましたでしょうか?

そして、ここまで読んでくれた方にプレゼントコーナーです。

以前、東急ハンズで購入した水色の封筒。

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手違いで注文してしまい、いま手元に47枚あります。

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この封筒47枚セット、先着1名様に送料無料で差し上げます。

ちなみにサイズは閉じた状態で縦11.3センチ×横16.3センチです。

連絡先は prism.sya@gmail.com 
件名は「水色封筒プレゼント」で本文にはお名前、ご住所をお願いします。

まぁ、47枚も要らないでしょうが……。

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今週はこれにて以上です。
更新は毎週月曜日。
次回は11月7日です。

読んで頂きありがとうございました。



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# by mamesyakuhachi | 2016-10-31 00:01 | 尺八と生活 | Comments(0)



ボブディランがノーベル文学賞を取りましたね。

意外な受賞者に驚いた方も多いと思います。(僕もそうでした)

ところで海外の文学賞って、日本での知名度でいえばノーベル文学賞がダントツですよね。
でもノーベル文学賞以外の賞はあまり知られてないと思います。

世界の文学賞って何があるんだろう?
今週はそんな事を知るための本を紹介します。

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「世界の8大文学賞 受賞作から読み解く現代小説の今」都甲幸治、他(立東舎)

この本ではノーベル文学賞の他に

ブッカー賞(イギリス)
ゴンクール賞(フランス)
ピューリツァー賞(アメリカ)
カフカ賞(チェコ)
エルサレム賞(イスラエル)
芥川賞(日本)
直木賞(日本)

を取り上げています。
(芥川賞と直木賞が入ってるのは日本で最も有名な文学賞だから、という位置付けみたいです。)

ピューリツァー賞って報道写真の賞だと思ってましたが、文学や音楽にも与えられる賞だったんですね。
知らなかった。

ちなみに毎年村上春樹がノーベル文学賞候補になる一つ理由というのが上記カフカ賞と関係しています。

2004年のカフカ賞受賞者はオーストリアのエルフリーデ・イェリネク。イェリネクはその年にノーベル文学賞も受賞。
そして翌年の2005年、今度はイギリスのハロルド・ピンターがカフカ賞を受賞し、その年にノーベル文学賞を受賞。
二年連続のことだったので、カフカ賞はノーベル文学賞に近い存在と言われるようになったみたいです。
そして2006年の受賞者が村上春樹。村上春樹はその年にノーベル文学賞は受賞しなかったものの、カフカ賞受賞がきっかけになり毎年ノーベル文学賞候補なんて言われるようになったみたいです。


話が少しそれましたが、本書「世界の8大文学賞」について。
この本は文学賞を簡単に説明したあとに、受賞作を専門家が読書会形式で分析していきます。

この本の最大の魅力は、文学賞の位置付けや格付けを知ることよりも、なじみの薄い海外の現代文学に目を向けるきっかになる、という点だと思います。

たとえば本書の中で、僕が一番興味を持ったのがイギリスのブッカー賞。

ブッカー賞は選考方法が優れていて、例えば良い3点を列挙すると、

1、選考委員が毎年かわるため、癒着が起きにくい。
2、審査員が作家だけでなく、評論家、引退した政治家、さらに文学好きの芸能人と幅広い。
3、百冊以上の候補作を選考委員が全部読む。(通常の文学賞では、最終選考の数作品を読むだけ、というのが多い)
などなど。

賞の信頼度は高そうです。
本書で取り上げられているジョン・バンヴィル(アイルランド出身。2005年に『海に帰る日』でブッカー賞を受賞)の作品は読みたくなります。

書評家の江南亜美子は本書の中でバンヴィルについて、

バンヴィルは、記憶のなかの出来事を固着した情報として塊のまま描くのではなく、ある揺らぎとともに描き出すんです。思い出していく過程で、記憶がどんどん変わっていく、その生っぽさを捉えるのがうまい。

と評していて、バンヴィル作品に俄然興味が湧いてきます。

ちなみにこの本では「今後受賞して欲しい人」というミニコーナーもあって、

なんと、ノーベル文学賞の欄でボブディランを挙げている方がいました。

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挙げているのは中村和恵(詩人)です。
本書の発行は先月の9月23日。
すごい。

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今週はこれにて以上です。
更新は毎週月曜日。
次回は10月31日です。

読んで頂きありがとうございました。







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# by mamesyakuhachi | 2016-10-24 00:01 | 都甲幸治 | Comments(0)



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このたびご縁ありまして、東京都新宿区の伊野尾書店さんでの文庫フェア「中井文庫」に選者の一人として参加しています。

私の他には地元店主、大学教授、放送作家、写真家、プロレスラー、バーテン、書店スタッフなどなど、様々な方々が選者として参加されています。

ちなみに私が選書したのは、こちら。

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大好きな小説「沈黙」遠藤周作(新潮文庫)です。

フェアの期間中は特製の帯つき。
嬉しすぎる。
記念に1冊買ってしまいました。

なので今週は伊野尾書店さんと中井文庫の宣伝をさせて下さい。

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伊野尾書店さんがあるのは都営大江戸線中井駅、A2出口のすぐ隣。



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出口から徒歩5秒という好立地です。

昭和32年創業、街の風景に溶け込んだ本屋さんです。

扱う本は雑誌、文芸書、実用書、漫画、学習参考書などなど各世代のニーズに応える選書になっています。

いわゆる街の本屋さんという印象ですが、店長さんはじめスタッフさんも読書好きな方が多いようで、店員さん直筆のポップも読んでいて楽しいです。

中井駅はたまに乗り換えで使うので仕事帰りに寄ることがあり、1時間くらい長居したこともあります。

(ちなみにその時は仕事でミスして少し塞ぎこんでたんですが、本を読んだら元気になりました。)


そして店長さんのブログが面白いので紹介します。

以前は下記リンクを読んだ後に、実際の本が読みたくなって買いに行ったこともありました。




そんな伊野尾書店さんが現在開催している文庫フェア「中井文庫」。

私は9月1日の開始から現在までに何度か訪れて、興味を持った本を4冊ほど購入しました。


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「ビートたけし童話集 路に落ちてた」ビートたけし(祥伝社黄金文庫)


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「君の可能性 なぜ学校に行くのか」斎藤喜博(ちくま文庫)


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「家守綺譚」梨木香歩(新潮文庫)


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「ゴランノスポン」町田康(新潮文庫)

ついでにフェアとは関係ない本も一冊購入。

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「文鳥・夢十夜」夏目漱石(新潮文庫)

フェアは今月末の10月31日まで開催しています。

ぜひ皆さん行ってみましょう。

【伊野尾書店・中井文庫2016】

《住所》東京都新宿区上落合2-20-6 グーグルマップ
《最寄駅》地下鉄大江戸線・中井駅A2出口を出て徒歩0分 西武新宿線・中井駅から徒歩1分
《営業時間》10:00-22:00(平日) 11:00-21:00(土曜) 11:00-20:00(日祝)
《定休日》年中無休(年末年始・棚卸日を除く)

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今週はこれにて以上です。
更新は毎週月曜日。
次回は10月24日です。

読んで頂きありがとうございました。

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# by mamesyakuhachi | 2016-10-17 00:01 | 複数著者など | Comments(0)


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上記画像、遠藤頌豆はどこにいるでしょうか?

ちなみに遠藤頌豆はこんな男です。



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さあ、それを踏まえてもう一度。


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正解は



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ここです。



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わかるわけないって?

まあ、そう言わず。

続いて二問目。



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はい、これはどうでしょう?

正解は、



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ここです。


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ちなみに上記写真たちは先日演奏に伺った韓国での写真です。

今月あたま、そして先週と韓国を二度訪問。(別々の仕事です)



1度目は韓国の民族楽器オーケストラと共演。
韓国の安山市(あんさんし)という場所を拠点にしているAnsan Korean Music Orchestraという団体との共演です。

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(ちなみに上記の写真には遠藤頌豆は写ってないので、探さないでください。)

今回このオーケストラとアジア各国の演奏者が共演し、交流を深めるのがイベントの主旨でした。

ちなみに安山市は、

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ここらへん。

リハーサル中、となりを見ると尺八に似た楽器発見。


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テグムという楽器です。

そして譜面台の下には、


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扇風機も発見。


公演会場はかなり大きい。

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その公演(リハーサル時)の写真が


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最初の写真、というわけです。



10月1日、2日は韓国の南部、山清(サンチョン)という場所でもコンサート。

山清はこのあたりです。

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こちらでは野外コンサート。



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リハーサル時に自分の位置から見ると、


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こんな感じ。
ちなみに綱渡りのリハーサルもしてます。(見にくいですけど)


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綱渡り、本番めちゃくちゃ盛り上がってました。

公演中とても大変お世話になったお二人との一枚。


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義太夫三味線の鶴澤津賀榮さんと現地マネージャーのチャンさんです。

遠藤頌豆がどこにいるか、言わなくても分かりますよね……。


二度目の訪韓は先週。


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ここでの記念写真が「遠藤頌豆を探せ!」の二問目の写真。


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演奏を共にした日本メンバーとの一枚。


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左から柴田真弓さん(地歌三味線)、水野伽奈子さん(舞踊)、伊藤江里菜さん(箏曲)です。
遠藤頌豆は……、言わなくても分かりますよね?


ところで余談。韓国の空港内にある書店で発見。

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村上春樹「1Q84」です。
さすがは世界的な作家です。


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今週はこれにて以上です。
更新は毎週月曜日。
次回は10月17日です。

読んで頂きありがとうございました。



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# by mamesyakuhachi | 2016-10-10 14:50 | 尺八と生活 | Comments(0)

受験参考書を読書する。



高校時代の世界史の授業。
年代暗記は意外に面白かったのを覚えています。

たとえば、
「行く行くベルサイユ」→行く行く(1919)→1919年ベルサイユ条約
「ソロンの改革ごくよろし」→ごくよ(594)→前594年ソロンの改革

などなど。

真面目な授業の途中に、突如登場する語呂合わせ。
緊張と緩和、そして無理やりさ。
その対比が面白かったのを覚えています。

そんな事を思い出したきっかけになったのが、先月古本屋で見つけたこんな本。


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「代々木ゼミ方式 世界史年代記憶法〈改訂版〉」山村良橘(代々木ライブラリー)

なつかしの語呂合わせ年代暗記法の受験参考書です。

中身を改めて読んでみると、ギャグな語呂合わせにニヤニヤしっぱなし。
歴史上な重大な出来事も語呂合わせが組み合わされると、脱力してしまいます。

たとえば次のような、親父ギャグで語呂合わせ。


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「野郎に、会ったが最後ンなり」→やろうに(862)→1862年、第一サイゴン条約
(※ちなみに1000年代は分かるだろうということで、省いてある模様)

他にも

「バイクで、フラリだ」→バイク(819)→1819年、フロリダ買収

「なごーい(長い)紙を、タラスの戦い」→なごーい(751)→751年、唐、タラス河畔の戦い

親父ギャグ炸裂です。

特に、なごーい(長い)は無理やりさが高く、ポイント高いです。


ところで、同じ年に出来事が重なってしまうことも多く、その場合同じ年号に複数の語呂合わせが必要になります。

たとえば、1895年

「電波聞こうと、マルコーニ」→電波聞こう(1895)→マルコーニの無線電信機発明

「いやきこえませぬ、三国干渉」→いやきこ(1895)→露独仏、三国干渉

という風に。

しかしながら近現代は出来事が多く年代かぶりが多い模様。
そのため、1949年はこんな事態に。


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1949年に起きた7つの出来事、全て「僕(49)」で語呂合わせ。
(ちなみに1900年代に入ると100年代も省略されたりしています。そして「4」は「フォー」から「ホ」と読ませ、濁点を付け「ボ」になった模様。)

1949年の出来事かなり混乱しそうです。
でも個人的に「僕のなっとう」は脱力さと意味不明さが程好いブレンドで好みな語呂合わせです。

と、ここまで本書を紹介しましたが、本書の最も凄い点はおそらく、本書最後のページ。


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なんと本書は1976年から発行され、1989年のあいだまでに54刷も重ねるというロングセラーなのです。

普段見ない書棚に、こんな面白い本があるなんて。
まだまだ未知の本との出合いはたくさんありそうです。

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今週はこれにて以上です。
更新は毎週月曜日。
次回は10月10日。
読んで頂きありがとうございました。



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# by mamesyakuhachi | 2016-10-03 00:01 | 山村良橘 | Comments(0)



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見て下さい。
この可愛らしい展覧会のチラシ。

来月10月1日(土)から東京・丸の内の出光美術館にて始まる「大仙厓展」のチラシです。

ちなみに仙厓(せんがい:1750-1837)とは日本最古の禅寺である博多聖福寺の住職をつとめていたお坊さんで、上掲のチラシにあるような笑いとユーモアにみちた書画を沢山残しています。

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私は数年前に友人から仙厓の作品を教えてもらい、一目でファンになりました。

そしてこのたび、嬉しいことに「大仙厓展」が来月から開催されるのです。

しかも今回は国内3大コレクション(出光美術館、福岡市美術館九州大学文学部 )が30年ぶりに集まる展覧会になっているようです。

これは絶対に行きたい。

いやもう、すぐにでも。

皆さんも是非行ってみましょう。

開館50周年記念 大仙厓展 禅の心、ここに集う

《会期》2016年10月1日~11月13日(日)
《開場》出光美術館(HP)東京都千代田区丸の内3-1-1帝劇ビル9階(グーグルマップ
《開館》10:00~17:00(最終入館16:30)※金曜日は~19:00(最終入館18:30)
《休館》月曜日(ただし10月10日は開館)
《料金》一般1000円、高・大生700円(団体20名以上、各200円引き)、中学生以下無料(ただし保護者の同伴が必要)※障がい者手帳をお持ちの方は200円引き、その同伴者1名は無料

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今週は「展覧会」にちなんで美術に関する本を紹介します。
(このブログで過去に取り上げた本を中心に紹介します)


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「芸術がわからなくても美術館がすごく楽しくなる本」藤田令伊(秀和システム)

この本。
第一印象はあまり良くなかったんです。
タイトルが安直すぎるだろうと思ったからです。
しかしながら目次をチェックしてみると

『第二章 04 「正しい」「間違っている」から解放される』
『第三章 05 展覧会のキャッチフレーズに踊らされない』

など意外に興味深い目次が。
読み進めてみると美術に対して抱いていた先入観(この作品はこう見なきゃいけない、わかる・わからないで判断しない等)を取り除いてくれます。
同じ著者の「現代アート、超入門!」も良書で、難解な現代アートを楽しむヒントを与えてくれます。


続いては海外文学から1冊。

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「月と六ペンス」サマセット・モーム/著、厨川圭子/訳(角川文庫)

なんてオシャレなタイトルなんだろう、と思って手に取った小説。

この小説に登場する画家のストリックランドという人物は画家のポール・ゴーギャン(1848-1903)を下地にしたと言われています。

天才ストリックランドと、彼を支えようとする三流画家ストルーヴ。
その二人を軸に物語が展開し、二人の関係性(嫉妬や羨望)はフィクションを超えた現実味があります。

ストリックランドの存在が引き金となり、ストルーヴに起きる悲劇。
それでもなお、才能への敬意を捨てきれないストルーヴ。

芸術に心を奪われた二人の画家の生涯を描いた約100年前の小説です。



続いては日本の小説から。

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「楽園のカンヴァス」原田マハ (新潮文庫)

元キュレーターで作家の原田マハの長編小説。
表紙の絵はアンリ・ルソー(1844-1910)の「夢」(ニューヨーク近代美術館所蔵)です。

この小説はこの名画を巡るミステリー仕立てになっています。

「夢」に秘められた謎と、名画を巡る水面下の陰謀。
そして次々と明らかになる「夢」に込められていた物語。

読み止まらぬストーリーの面白さに加え、一枚の絵に対峙し歓喜と衝撃を覚えるシーンの描写力は素晴らしいです。



最後に紹介するのは現代美術家のエッセイ。

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「見えない音、聴こえない絵」大竹伸朗(新潮社)

日本を代表する現代美術家の大竹伸朗によるエッセイ。
60歳の現在も旺盛な創作活動をされています。

本書で大竹伸朗は創作にむかうまでの衝動や動機、そして作品と展覧会に込める気持ちについて綴っています。
少し難しめのエッセイという印象ですが、文章から溢れる熱量は創作にかける情熱を感じさせます。

『興奮』がいつのまにか『つじつま合わせ』にすり替わることはよくあることだ。答えは合っているが面白くないということは往々にしてあることで、あまりにジャストなギャグは笑いの反応が少ないことにもどこか似ている。

それまで経験しえなかった出来事が誰かの内側で起きてしまうその瞬間、そこに僕は『芸術』というものの核を見る。

ありがちな前提を疑い、再構築していく姿に刺激されっぱなしの一冊です。

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ただ今、9月下旬。
芸術×読書の秋。
鑑賞して読書して。
感性を刺激される秋なんていかがでしょうか。

今週はこれにて以上です。
更新は毎週月曜日。
次回は10月3日です。
読んで頂きありがとうございました。







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# by mamesyakuhachi | 2016-09-26 00:01 | 複数著者など | Comments(0)



先週金曜日は私が企画・プロデュースを手掛けている練馬春日町図書館のシリーズコンサート第六弾でした。

今回はマンドリンの竹間久枝さんとギターの益田正洋さんのお二人のステージ。

ちなみにポスターはこちらです。

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毎回すぐに満員になってしまうコンサートシリーズで今回も数日で満員になりました。


公演本番は約1時間のステージ、お二人の演奏と私遠藤がブックトークを担当しました。

ところでマンドリンのプロ奏者は非常に少ないそうです。
今回は数少ないプロ演奏家の竹間さんにご協力頂けて本当に幸運でした。

そして、ギターの益田さんもプロ奏者です。
なんと12歳の頃に全国コンクールでの優勝(当時の歴代最年少記録)を果たした実力派です。
ちなみに今年はリサイタルをされるそうです。

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なお、春日町図書館のシリーズコンサート「夜の音楽会」、次回は12月中を予定しています。

出来る限りこちらのブログ等でもお知らせしたいと思っておりますので、ご興味のある方は是非お越しください。

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今週の本です。

最近読んだ三冊を紹介します。

どの本も最高に面白いです。



「へろへろ  雑誌『ヨレヨレ』と『宅老所よりあい』の人々」鹿子裕文(ナナロク社)

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福岡にある宅老所よりあい。
老人介護になんて特に関心もなかった著者(本業は編集者)が、あれよあれよという間に新規老人ホーム建設の主要メンバーに。
その顛末を描いたエッセイ風ドキュメントです。

よりあいの超個性的なメンバー(ご老人たちも職員も)と共に、時には親交のある谷川俊太郎まで巻き込んで新規老人ホーム建設に奔走する著者。
その姿を通して、介護することや施設で暮らすことについて考える一つの助走にもなります。

理想論だけでは立ちいかない現場の空気と、よれよれになりながらも進んでいくスタッフたちから元気を貰える一冊です。




「ガケ書房の頃」山下賢二(夏葉社)

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京都市左京区で2015年の3月に閉店した書店「ガケ書房」。

頻繁に雑誌等でも取り上げられていた有名な書店で、選書のセンスやお店の雰囲気の良さは噂で聞いたことがあります。
本書の著者はそのガケ書房の元店主です。

自分好みの書店を作るために奔走しながら、お金のやりくりに苦心する姿は非常にリアル。
一定数のファンがいそうな「ガケ書房」でさえ経営が楽ではなかった事を知ると、改めて書店経営の難しさを感じました。

(ちなみに著者・山下さんは閉店後にホホホ座というお店にて書店業に関わっています。新たなお店の形を模索しながら現役で活躍されているようです。 )



「さくらえび」さくらももこ(新潮文庫)

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さくらももこのエッセイはいつも笑えて、ちょっと暖かい気持ちになります。
それは「ちびまる子ちゃん」でもそうであるように、笑いと滑稽さの中に、家族の大切さや人の繋がりの暖かさを描いているからだと思います。

本書の中で読むたびに泣いてしまうのが「あの日の奈良」というエピソード。

さくらももこがデビューする直前の19歳に奈良で描いた一枚の色紙。
無名だったさくらももこの色紙を大切に保管していたお茶屋さんのご夫妻。
16年の時を経て、さくらももこは色紙とご夫妻に再会します。

「漫画家としてデビューする5日前の気持ちは、自分の人生がこれから一体どうなってゆくんだろうという、大きな希望と少しの不安があったけれど、とにかくがんばろうと思っていた。そして、このお店で初めて色紙を描きながら『何年か後に、今描いているこの色紙を、みんなが喜んで見てくれるようになっているといいな……』と思っていた。」

想いが叶った人、それを支えてくれる人、その足跡にふれる人。
それぞれが暖かな気持ちになる。
そんな素敵なエッセイです。

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今週はこれにて以上です。
更新は毎週月曜日。
次回は9月26日です。

読んで頂きありがとうございました。








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# by mamesyakuhachi | 2016-09-19 00:01 | 複数著者など | Comments(0)


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ワイハ。それはハワイです。

おそらく大多数の人が知っている言葉ですが、通常の国語辞典では掲載されていない事もあります。

今週紹介する1冊目は業界用語や俗語、隠語を集めた一風変わった辞典です。

「集団語辞典」米川明彦編(東京堂出版)

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この辞典は特定の集団や組織でのみ有効な言葉たちを集めた辞典になっています。

上記の「ワイハ」の他にこんな言葉も。

げっく〔月九〕《テレビ》
「月曜九時」の略。「月九のドラマ」などと使う。

とっこう〔特攻〕《暴走族》
暴走族の先陣を切る単車隊で、他の暴走族グループにのりこんでいくけんか隊。

とりせつ〔取り説〕《電気》
「取り扱い説明書」の略。


などなど。上記の言葉たちは知っている方も多いと思います。

ただ本書の大部分は初めて知る言葉ばかり。

たとえば

さあじい《不良》
老人。おじいさん。「じいさん」の倒語。「さまじい」「ちゃんじい」「やんじ」とも。

にのじ〔二の字〕《デパート》
トイレ。松屋・東武百貨店での隠語。「便所」の二字の言い替えか。

ぽんチャージ《運送》
食事。ポンポンを満たす(チャージ)から。

チャイコン《音楽》
「チャイコフスキーのコンチェルト」の略。

などなど。


この辞典を使えば業界人気取りも夢ではありません。
(ちなみに、web上ではとても紹介できない言葉も沢山掲載されています……)

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続いて、二冊目はこんな辞典。

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「世界名言・格言辞典」モーリス・マルー著、島津智訳(東京堂出版)

この辞典はタイトル通りですが、世界中の名言や格言、警句などを集めた辞典になっています。

「愛」「学問」「秘密」……など表題別に沢山の名言が紹介されています。

本書から少し笑える名言をいくつか紹介してみます。


たとえば「夫と妻」に関するものから3つ。

【フランス】
高貴な心の持ち主は、妻のすることを問いただすべきではない。

【スペイン】
女房に川を飛び越せと命じられたら、それが小さな川であるように神に祈れ。

【ロシア】
犬は女房より分別がある。主人には吠えない。


つづいて「事物や運命のいたずら」から2つ。

【イギリス】
パンを落とすと、きまってバターを塗った側が下になる。

【タイ】
はげ頭が櫛を拾う。


最後に「女と嘘」から1つ。

【ギリシア】
女の言うことは、たとえ真実を語っていても、決して信じるな。


世界の名言で人生を豊か(?)にしてみましょう。

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今週はこれにて以上です。
更新は毎週月曜日。
次回は9月19日です。
読んで頂きありがとうございました。



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# by mamesyakuhachi | 2016-09-12 00:01 | 複数著者など | Comments(0)



女性から男性に「その洋服、良いですね」と言うよりも「その洋服、わたし好きです」と言う方が喜ばれる。

らしい。

たしかに前者には使い古されたお世辞っぽさを感じるが、後者には具体性があり、さらに「わたし好きです」という男性が喜びそうなフレーズも入っている。

このフレーズを知ったのは漫画家でエッセイストの益田ミリの書籍。
何の作品だったか今や思い出せないのですが、益田ミリの作品には常に共感させる力があり、どの作品も面白い。


今週はそんな益田ミリの女性向けエッセイを取り上げ、人生の機微を学び、さらに男子力なるものを上げてみようと思います。

参考テキストはこちら

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「キュンとしちゃだめですか?」益田ミリ/著(文藝春秋)です。

この本では大人の女性が世の男性たちのどんな言動や仕草にキュンとするかを綴ったエッセイになっています。

本書で取り上げられているキュンとするポイントは全90項目。

その中から一般男性が実生活でも応用できそうな7項目を選び、初級~プロ級までの四段階に分けて紹介してみます。


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【初級:大多数の男性が今日からできるキュン】

「ドアを押さえててくれてキュン」(46頁)

これは分かる。解説不要でしょう。
日常でもチャンスは多いです。

「ありがとうにキュン」(14頁)

例えばエレベーターを降りるとき、開ボタンを押してくれている女性に、さりげなく「ありがとう」と言えること。いやこれは男女関わらず嬉しい。


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【中級:気遣いと記憶力も必要なキュン】

「覚えててキュン」(78頁)

過去にあったやり取りや会話で嬉しかったことを思い出し、改めて謝意を伝える事。
確かに嬉しい。でも誰にいつ言われたかきちんと覚えていないと墓穴を掘りかねないですね。

「年齢を忘れてくれてキュン」(88頁)

年下の男性から「若く見えますね」と言われるより「ぼくと同じ歳くらいじゃなかったでしたっけ?」と言われる方が嬉しい、との事。
「若く見えますね」はお世辞っぽいですが、「ぼくと同じ歳~」の方が確かにリアリティーを感じます。


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【上級:空気が読めてセンスが必要なキュン】

「『ぜ』にキュン」(80頁)

本書によると「行こう」と言われるより「行こうぜ」と言われる方が嬉しいらしい。
意図することは分かるものの、如何せん人を選ぶでしょうね。
ちなみに私は20代前半の頃、後輩の女の子に言って引かれた経験があります。

「『おいで』にキュン」(154頁)

著者いわく「若い女の子として見てくれているような感じ」がするとの事。
優しさを込めて言われたら確かに嬉しいでしょうね。
しかし使うのは勇気がいるし、これも人を選ぶ。そしてそもそも恥ずかしくて言えない。


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【プロ級:もはや意味不明で高レベルなキュン】

「ちくわ天にキュン」(100頁)

著者が仕事の打ち合わせの後に、仕事相手の男性とセルフうどんを食べに行く流れに。
その男性が「ぼくはトッピング、毎回、決まっているんです」と言って選んだのは「ちくわの天ぷら」。
著者はその時すかさず「かわいいっ」と思ったとの事。
意外性か、「ちくわの天ぷら」の語感なのか……。うーむ、まずそのシチュエーションがないな。


以上四つのレベルに分けて紹介してみました。

世の男性のみなさん、使えそうなものから実践してみましょう~。


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ここからは一つ耳より情報です。

新宿区中井にある伊野尾書店さんで「中井文庫」という文庫フェアを9月1日より開催中です。

このフェアは伊野尾書店さんと交流のある方々が、それぞれのオススメの文庫本を選書したブックフェアになっています。

今回は私もご縁があり、選書に参加しています。

(店長さんのブログに詳細が載っています→伊野尾書店WEBかわら版

地元店主、大学教授、システムエンジニア、放送作家、写真家、プロレスラー、バーテン、書店スタッフなどなど、様々な方々が選者として参加されている「中井文庫」。

10/31までの開催です。
お近くにお立ち寄りの際は是非足を運んでみて下さい。

【伊野尾書店・中井文庫2016】

《住所》東京都新宿区上落合2-20-6 グーグルマップ
《最寄駅》地下鉄大江戸線・中井駅A2出口を出て徒歩0分 西武新宿線・中井駅から徒歩1分
《営業時間》10:00-22:00(平日) 11:00-21:00(土曜) 11:00-20:00(日祝)
《定休日》年中無休(年末年始・棚卸日を除く)

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今週はこれにて以上です。
更新は毎週月曜日。
次回は9月12日です。

読んで頂きありがとうございました。







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# by mamesyakuhachi | 2016-09-05 00:01 | 益田ミリ | Comments(0)