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久しぶりにビブリオバトルに参戦してきました。
(ビブリオバトルというのは人前で好きな本を発表して、どの本が読みたくなったかを決める書評バトルです。)

今回参加したのは文京区立本郷図書館のビブリオバトル。

テーマは「女流作家対決!華の乱!!」ということで、僕が持参した本はこちら。

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「ももこの話」さくらももこ(集英社)

普段は発表前に練習して行くんですけど、今回は敢えて練習なし。
即興トークで一位とってみせる、と意気揚々と本郷図書館にむけ出発。

さあ、乗り換えの池袋駅。
バスに乗るぞと思ったら

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バス停の場所間違えて既にバス発車済み…。
しゃーない電車だ!

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山手線に到着。
しかし幸先悪いな。

ちなみに…電車内でも紹介本のことは忘れるため他の本に没頭してました。

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(「メメントモリ・ジャーニー」メレ山メレ子、亜紀書房)

と、なんだかんだありつつ、

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本郷図書館最寄りの千駄木駅に到着。
時間も間に合った。

歩くこと3分くらいで本郷図書館に着きました。

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館内入ると看板もでてます。

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ここから先は撮影が難しいので、文章で説明。

会場は会議室。
お客さまは30人くらい。
発表者は7人。(4人と3人に分かれて2ゲーム)

僕は第1ゲームに参加。

発表時間の5分のうち4分ぐらいは紹介本に関係ないこと(尺八やってるんすよ~、とか、本好きなんすよ~)ばかり喋り続けてました。

本に関係ないけど、何となくウケてる感じがする!する!
こりゃいけるぞ。


……んで結果。





……ダメでした。
(終わったあとにお客さまから「遠藤さんの話が一番面白かったです」という感想は頂きました。でも紹介本を読みたくなるのとは別なんでしょうね……)

ちなみに第一ゲーム他の紹介本は
「貧しき人々の群れ」宮本百合子
「バムとケロのそらのたび」島田ゆか
「宇宙のみなしご」森絵都→1位

でした。(ちなみに2位以下は公表されないので、僕の順位は不明)

あと第二ゲームは
神去なあなあ日常」三浦しをん→1位
「ひとりずもう」さくらももこ
「明日の子供たち」有川浩

という結果でした。

1位になれず残念でした。
けどまー、他の発表者の方や図書館の方とも仲良くなれたんで、良しとします!
(館長さんに「館長対抗ビブリオバトルをしましょう!」と提案してきました。館長さんは苦笑い……)

次は勝つぞ!


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# by mamesyakuhachi | 2017-02-13 00:01 | 尺八と生活 | Comments(0)

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遠藤、立ち呑みはじめました。

と言っても、私遠藤頌豆ではなく、京都市内の遠藤書店さんの話です。

以前このブログでも紹介(その時の記事)した京都市南区にある遠藤書店さん。

先週実際に行ってきました。

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京都駅から徒歩10分くらい。
(最寄駅は地下鉄烏丸線の九条駅)

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看板に「BOOKS ENDO」とあるものの、〇〇ビールと書かれたちょうちんがぶら下がっているので、見た目は書店というよりほぼ居酒屋という雰囲気。
現在も書店として営業しながら居酒屋営業をしているようです。

店内の様子については個人ブログでは紹介しきれない部分があるため、こちらの記事を参照ください。

店内の広さはコンビニ程度の広さ。
僕が訪れた日は19時くらいの時点で8割くらいの席が埋まる盛況ぶり。

常連さんばかりでしたが、旅行中の僕にも気さくに話しかけてくれるので居心地は全く悪くありません。
というより、楽しい。

本の話で盛り上がるというより、地元トークが飛び交うリラックスムード。(京都弁が半分くらい聞き取れませんでしたが…)

書店が好きという方はもとより、旅行先で地元の人と交流したいという人にはうってつけのお店だと思います。

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店長の遠藤さんと記念写真。

来週にはテレビの取材も入るそうです。

メニューはとにかく安価(ハイボールが250円!)、しかも当日は節分の恵方巻がサービスでついてきました。

飲んで食べて会計は2000円ちょっと。

今まで無かった形態の書店だと思います。

京都を訪れた際には是非立ち寄って欲しいお店です。


【遠藤書店 書店データ】
住所:京都府京都市南区東九条北烏丸町33(グーグルマップ
電話:075-691-8403
時間:16:00~23:00
休み:第二・三木曜

ーーーーーーー

今週はこれにて以上です。
更新は毎週月曜日。次回は2月13日。
読んで頂きありがとうございました。




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# by mamesyakuhachi | 2017-02-06 00:01 | 尺八と生活 | Comments(0)

時代の流れだ注釈も!



文学作品にはたまに注釈があります。
専門用語とか昔の言葉とかを解説してくれるので助かります。


そんな中「えっ!これに注釈いる?」というのがありました。
以前読んだ「卍(まんじ)」谷崎潤一郎(新潮文庫)です。


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この本の33ページ。
主人公の夫婦が自宅で夕飯を食べるシーン。

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「夫は晩御飯のときにそれ畳の上い広げて*」

とあります。(ちなみに「それ」は妻が書いた絵)

何に対する注釈なんだろう、と巻末を見ると

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「この頃は、畳の部屋で、低いちゃぶ台で食事をするのが普通だった。」

ええー!
まじで!
母の実家(福島)じゃまだ畳の上でご飯食べてるよ…。
さすがに、ちゃぶ台ではないけど…。

うーむ、現代っ子達は畳の上でご飯食べる習慣が既にないのだろうか…?


ちなみに、この新潮文庫版は改版で

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平成二十二年 五月十五日 百七刷改版

この時に加えられたのだろうか…。
うーむ。

皆さん、たまには畳&ちゃぶ台でご飯食べてみましょう!


-------------------

告知を一件。

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友達が出る演奏会でございます。次の火曜日です。

1/31(火)18:30開場、19:00開演 
カワイ表参道コンサートサロン・パウゼ(地図)にてクラシックコンサートがあります。
2500円です。

お時間ある方は是非。



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# by mamesyakuhachi | 2017-01-30 00:01 | 谷崎潤一郎 | Comments(0)

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一昔前の薄毛対策ヘアスタイルといえば、バーコードヘアに代表されるような「隠す」方向のものが多かったような気がします。


その反動からかここ数年(10年くらい前からでしょうか)は「隠す」方向よりも、潔く短髪にする人も多く見受けられます。

坊主頭、スキンヘッドなどがその代表だと思います。

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でも、坊主頭やスキンヘッドは頭の形が強く影響するので、似合うかどうかは個人差があります。


例えば僕も以前から薄毛に悩んでいたので、思い切って短くしたものの……

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まあ、似合わなかったんですよね……。しかも何だか老けて見える。

じゃあ、薄い髪の人はどういう髪型をしたら良いのかと思い、ヘアスタイルブックを探しても若者向けが多く、薄毛用って見つけられませんでした。

薄毛用の本があったら良いなと以前から思っていたところ、見つけたのがこの雑誌。


「HAIR DESIGN BOOK for men 30代からのリアル薄毛&白髪を活かすヘアスタイル」京阪神エルマガジン社 /編、発行

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この本では「年齢や変化していく自分を自然に受け止め」、「エイジングヘアのカッコよさを伝えたい」という考え方で生まれたそうです。

そうです。こういう本を待っていたんです。

薄毛→坊主→似合ってないけど我慢
薄毛→隠す→後ろめたい

という方向ではなく、いまある髪の毛で髪型を楽しむというのが本書のコンセプト。

たとえば

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こんな短髪スタイルや

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残った髪を大胆にパーマをあてるスタイルなど。

その他、たくさんお洒落な髪型が載っています。

そしてヒゲや眉毛、眼鏡、服装などトータルでファッションを提案しているのも参考になります。
服装が与える印象って大きいですからね。


そして個人的にこの本に要望を加えるなら一点だけ。

個人的な思いとして、年齢を重ねるごとに美容室っていうものに行きにくさを感じてきてます。
なので、できればオススメサロンを何軒か載せてくれたら嬉しいというのが、一つだけ要望です。
(ちなみに本書のヘアデザイン担当の梅沢紳哉さんのサロンはすごく良さそうです。→Hair Salon JEFF


春になったら僕も髪型変えてみようかなぁなんて考えてます。


今週はこれにて以上です。
更新は毎週月曜日。
次回は1月30日です。
読んで頂きありがとうございました。



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# by mamesyakuhachi | 2017-01-23 00:01 | 尺八と生活 | Comments(0)

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読書離れ、なんて言われていますが電車に乗ればチラホラ本を読む人はいるもの。

本好きの僕としては他人が一体何を読んでいるのか、その本のタイトルは何なのか、とても気になるところです。

なので今週は実際に電車に乗って読書している人の本のタイトルを調査してきました!

題して「読書の冬!隣は何を読む人ぞ。~都営大江戸線編~」です。


とある週末の午後、都営大江戸線の新宿駅~汐留駅間に乗車し調べてみました。

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はい。新宿駅到着。

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さあ、先頭電車に乗り込んで読書タイトルチェックです!

【新宿駅~代々木駅】
乗り込むと幸運にもすぐ第一読書家を発見。
見た目は50代ぐらいの男性、カジュアルなジャケット姿ながら、厳しそうな目をして本を読んでいます。
あやしくないように向かいの席にすわり、タイトルをチェックすると……

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「知の操縦法」佐藤優(平凡社)

おおお、雰囲気に合ったビジネス書。
きっとこの男性は向上心と克己心にあふれた大手企業の管理職とみた。

【代々木駅~国立競技場駅】
車両を移動しながら読書家を探すと、いました、いました。
高校生とおぼしき制服姿の女の子。座席に座りながら文庫本を読んでいます。
ああ、これ見たことある装幀。これは売れっ子作家のあの本だ。


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「何者」朝井リョウ(新潮文庫)

知的そうな高校生。
きっと彼女は模試の帰りでしょう。
現代文に自信あるとみた。

【青山一丁目駅~六本木駅】
車内をさらに移動。
余談ですが、この時間(週末午後)の込み具合は数人が座れずに立って乗車するくらいです。
1車両に40人程度が乗車しています。

なので乗客をかき分ける苦労もなく車両間をゆうゆうと移動できます。

移動していると読書家を発見。
スウェード製の高価そうなコート。足元は青いスニーカーで爽やかさを演出。渋い白髪と眼鏡姿。50代くらいの男性です。
本には付箋を付けてます。彼が熱心に読んでいたのは……

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「ビートルズ原論」和久井光司(河出文庫)

きっとこの男性は職業ライター、もしくは雑誌編集者でしょう。きっと。
カバーを外して読んでいて、その武骨さも粋でした。

【六本木駅~麻布十番駅】
続いては20代後半とおぼしき男性読書家を発見。
カジュアルな服装ながら清潔感があり真面目そうです。

そんな彼が読んでいたのは

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「双極性障害の対人関係社会リズム療法 臨床家とクライアントのための実践ガイド」エレンフランク/著、阿部又一郎、他/監修・翻訳(星和書店)

むむ、なんじゃこれは?どうやら専門書のようです。
仕事のためか、はたまた資格取得のためか……?
趣味で読んでいるとすればレベル高すぎ、意識高すぎです。

【赤羽橋駅~大門駅】
肩までのしなやかな黒髪に淡いオレンジの眼鏡。
30代前半くらいの知的な女性。
都会的なスーツ姿。

しかしなぜか本を読みながら呪文のような言葉を呟いている。

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彼女が読んでいたのはバッハの楽譜でした。
(正式な書名は限界まで近づいたものの不明。でも表紙に大きくBACHと書かれていて、装幀も上掲の画像とほぼ一緒)
そうです、彼女は音楽家なんです。きっとリハーサルに行く途中でしょう。がんばれ同業者!

【大門駅~汐留駅】
そろそろ降車駅の汐留。
最後に出会ったのは70代くらいの女性。
フリース地の帽子、ナチュラルさを大切にしている雰囲気の服装。
そんな女性が手にしていたのは……

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「幽霊はお見通し」エミリー・ブライトウェル/著、田辺千幸/翻訳(創元推理文庫)

何やら楽しそうな探偵小説でした。
意外に感性はお若いのでしょう!


……というわけで。

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無事に汐留駅に到着。
余談ですが、1車両につき本を読んでいたのは3~4人くらいでした。
本にブックカバーをつけている割合は5割くらい。
ブックカバーをつけてなくても、表紙がまる見えという場合は少なかったので書名を探るのに結構苦労しました。
(不審者扱いされないかヒヤヒヤしました)

そうか~他人はこんな本を読んでるのか。
という事が分かったものの、じゃあ読もうか……とはならず、結局自分の好きな本を読むんですけどね!

ーーーーーーー

今週はこれにて以上です。
更新は毎週月曜日。
次回は1月23日です。
読んで頂きありがとうございました。



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# by mamesyakuhachi | 2017-01-16 00:01 | 複数著者など | Comments(0)

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ある週末の夜。

時間が少し空いたので都内のカフェで読書タイム。

以前に図書館で見つけて気になっていた本…。

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本を開いたときの優しいぬくもり。

言葉がたちすっと心に入って来る。
そんな予感…。

「星と永遠にひとしく
 彼はいま高みに生きている、生が逃げ去る高みに」

19世紀を生きたニーチェ。
時を越えて心に届く言葉がきっとある。

見上げれば夜空には月。
素敵な充電タイムになりました。

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……いきなり何を書いてるかと言いますと。

知的そうな本を敢えて取り上げ、その本を読まずに記事を書く」というコンセプトで書いてみました。

私、遠藤頌豆36歳はニーチェをまともに読んだことはありません。

じゃあ、上の文章が嘘かというと嘘ではありません。

まず私は現実に土曜日の夜、時間が少し空いたので(別な言い方をすれば暇を持て余し)スタバに行き、「ニーチェ詩集」を持っていきました。

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そして「図書館で見つけて気になっていた本」と書いてますが、これも事実です。
以下のような経緯があります。

まず私は図書館で当初借りる目的だった「30代からのリアル薄毛&白髪を活かすヘアスタイル」を探し出し、カウンターに直行しようと思いました。

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しかし、その本だけをカウンターに持っていくのはどうしても恥ずかしいため、他の棚で何となく目についた(別な言い方をすれば隠れ蓑として役に立つかもと気になった)本、つまり「ニーチェ詩集」(彌生書房)もカウンターに持って行ったのです。

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そしてスタバで本を開きました。

開くだけなら一秒で出来ます。

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そして、本を適当にパラパラめくり、なんとなく深い意味がありそうな言葉を選び引用。

星と永遠にひとしく
 彼はいま高みに生きている、生が逃げ去る高みに

うーん、言葉がすっと入って来る…予感はする。あくまで予感ですが…。
そして時を超えて心に届く言葉が(人によっては)きっとある。

そしてニーチェが19世紀を生きていた情報はウィキペディアでゲット。やばい、便利、ネット。

さあ、これで本を読まずに何となく知的な雰囲気を醸し出しながら、夢に向かって(若干夢見がちに)生きていく風情の読書ブログが完成です。

大事なのは、とにかく「読んだ」とか「読了した」とか言い切らずに、曖昧な言葉を駆使して読む人の想像に任せることが大事。(……と思います。)

みなさんも臆せずに難しそうな本を紹介しまくりましょう!


ちなみに

「読まずに読書家ぶりたい」「本に興味ないが、人から読書家に見られたい」という方には以下の本を参考書としてお勧めします。

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「バーナード嬢曰く。」施川ユウキ(一迅社)

では、また来週月曜日に。

(なお、この記事は書物という敷居の高いものに親しんでもらいたい、という気持ちを目的に書いたものです。どの本にも固有の魅力や位置づけがあると思っていますので、難しそうな本であっても読みたい気持ちを大切にして、様々な本にふれて欲しいと思っています。)




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# by mamesyakuhachi | 2017-01-09 00:01 | フリードリヒ・ニーチェ | Comments(0)

頌春

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新年ですね。

年末に自宅の本を100冊近く処分したのでスッキリしました。

とは言っても、処分したそばからまた新たに本を購入。

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左から
「名画と読むイエス・キリストの物語」中野京子(文春文庫)
「理解フノー」遠藤哲夫/著、田口順二/絵(四月と十月文庫)
「夜と霧」V.E.フランクル/著、霜山徳爾/訳(みすず書房)

など。

そして、嬉しいことに年末に友達から本を貰いました。

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左から
「季節のない街」山本周五郎(新潮文庫)
「バーナード嬢曰く。」施川ユウキ(一迅社)

あと、借りた本も

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左から
「串田孫一 緑の色鉛筆」(平凡社)
「感情類語辞典」アンジェラ・アッカーマン、ベッカ・パグリッシ/共著、滝本杏奈/訳(フィルムアート社)


さて、今年のブログ目標としては、

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「夜と霧」みたいな難しい本から、
「バーナード嬢曰く。」みたいなとっつきやすい本までを紹介しつつ、
紹介の仕方も出来る限り独自のやり方を目指していきたいと思ってます。
(一行も読まずに書評、表紙のみ書評とか)

というわけで本年もよろしくお願いいたします。

(毎週月曜更新)

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# by mamesyakuhachi | 2017-01-02 00:01 | 尺八と生活 | Comments(0)

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みなさんクリスマスは楽しみましたか?

私もクリスマスしましたよ。
チキン食べました。

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……居酒屋で。

「みんなでパーティしたよ!」
「クリスマスに集まって超盛り上がった!」

そんな記事を書きたいところですが、今年は特にないので書けない。
(でも焼き鳥は美味い)

もしかして年末年始の運気が低迷してるのではないか?
こりゃいかん。
というわけで雑誌の「占いコーナー」を読み漁り、今の運勢状況の把握&運気上昇を図りたいと思います。

題して

「雑誌7冊の占いコーナーを読み運気を総合的に判断してみる」

です。

今回取り上げる雑誌7冊は以下です。

1、MEN'S NON‐NO  2017年1月号(集英社)
2、BAILA 2017年1月号(集英社)
3、サンデー毎日 2017年1月1日号(毎日新聞出版)
4、ダ・ヴィンチ 2017年1月号(KADOKAWA)
5、ESSE 2017年1月号(扶桑社)
6、ショパン 2017年1月号(ハンナ)
7、猫びより 2017年1月号(辰巳出版)

では1誌ずつチェックです。(ちなみに私は8/18生まれ獅子座です)

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10代~20代男子のための都会的なファッション雑誌「MEN'S NON‐NO」。
2017年1月号の大見出しは「モテ服、解禁!!」。
勢いのある見出しです。

さっそく「今月の占い」(占星術/水晶玉子)の獅子座をチェック。

「総合運 ★☆☆☆☆ 今、取り組んでいる仕事、課題、義務的なことを徹底的にやらざるをえない状況に追い詰められるかも。/特に肉体改善、体質改善のトレーニングを12月14日の満月から始めるとメンタルとフィジカルの両面の補強ができるはず。」

うーむ、のっけから幸先よくないな。
しかも既に12月14日は過ぎてしまった。
ちなみに「ラッキーアクション」という項目もあり「物マネ練習」が良いらしい。

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20代~30代の女性向けカジュアルファッションを提案するBAILA(バイラ)。
2017年1月号の大見出しは「冬は3枚の『美女感スカート』がすべて解決してくれる!」です。
3枚で足りるんだ。意外に少ない。

占いコーナーは245ページの「鏡リュウジのHoroscope」です。

「愛の星・金星が1月2日まで出会いの位置に。この年末年始は、きらめく恋のシーズンといえるかも。/充分に運動をしたり、温かいものをとったりして。/メールを送信するときや、受け取った内容は何度も確認を。」

恋愛運は良いみたいですね。あとMEN'S NON‐NOで言っていたように運動は大事なのかもしれない。
そしてメール送受信という実用面の運気もカバー(もはやアドバイス?)してくれています。

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40代以降の男女を主なターゲットにしている週刊誌「サンデー毎日」。
2017年1月1日号の大見出しは「『1月』奇襲解散の虚実」。
サブタイトルで「安倍首相が漏らした『不測の事態』発言の思惑」とあり、内容は社会派記事でしょう。(きっと)

雑誌の内容よりも私の興味は占いです。さっそく73ページ「ピンドットの星占い」をチェック。

「すべてがタイミングよく運ぶ。人と出会いにも恵まれて話はすぐまとまる。流れを大事に進めればOK。/街歩きは幸運。最新情報がいち早く入手できる。」

おおー、これはかなり良い運勢です。
ちまちまブログ書いてる場合じゃない。
速攻で街歩きに行かなくては。

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文芸書からマンガまでを幅広く紹介する総合文芸雑誌「ダ・ヴィンチ」。
2017年1月号の大見出しは「BOOK OF THE YEAR 2016」。
1位も気になるところですが、それを読まずに占いコーナーに直行。
176ページ「メグさんの読書占い」。

「〈全体運〉レジャー運良好。遠出や旅行、観劇や映画鑑賞で心を解放して。〈逆境脱出!幸運拡大のキーワード〉編集部宛てのハガキや、読書サイトにレビューを書いて。」

なるほど出かけるのがいいのか。サンデー毎日とかぶってますね。
あとは編集部の目論み通りハガキを書いてみようかな。

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30代~40代の奥様向け雑誌「ESSE」。
2017年1月号の大見出しは「人生が変わる!開運片づけ術」。
照準を年末にバッチリ合わせてます。

占いは201ページ「心理占星学研究科 岡本翔子さんが占う 今月の運勢」。タイトルが長い……。

「複数の星が獅子座を応援します。SNSなどで人を募り、得意なことを教える会を開いてみては。/正月太りの解消にウォーキングもおすすめ 〔ラッキーフード〕健康を願って、ゴマを食べましょう」

うーむ。普通より少し良いくらいか。運動は複数の雑誌で勧めらてますね。
でも逆に言うと決まり文句に近いような疑念も生まれてきました。

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ピアノ音楽誌としてクラシック音楽や演奏会の情報を扱う月刊誌「ショパン」。
2017年1月号の大見出しは「ピアニスト新年の抱負」。
おお、なんという直球勝負。嫌いじゃない。

占いコーナーは110ページ「ミネア・クリスタルのショパンが奏でる今月の運勢」。ピアノ雑誌らしくエレガントなタイトルです。

「忙しいまま年末年始となってしまいますが、あなたにとって、こうした時間が絶好調と言えるのではないでしょうか。楽しいことも満載ですね。音楽も仕事も対人関係も、網の目をくぐるように爆走していくことでしょう。〔音楽アイテム〕スタンウェイ」

文章が少し変な気がしますが…。
網の目をくぐるように爆走……、良いのか悪いのか分かりませんが、勢いは他紙を凌駕してると言えます。

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最後は愛猫家のための隔月雑誌「猫びより」。
「ちょっとお洒落な大人のねこマガジン」がキャッチコピーで、今月の大見出しは「子猫がやってきた!」です。

占いコーナーは「スーザのラッキーキャット占い」。獅子座はサバ白猫になるみたいです。

「身辺整理をして運気上昇へ。/新年もスッキリ&クリーンを実践してラッキーをつかむ流れ。掃除はこまめに。/猫ちゃん柄のパジャマを着て眠ると幸福キャッチ力がアップする効用あり。お試しあれ。」

「運気上昇へ」ってことはあまり現状の運気は良くないみたいですね。
そして「猫ちゃん柄のパジャマ」……、今までの占いのなかでは最も難易度が高く、精神的な強さも必要とされています。

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総合的にまとめてみると、良い運気としてるのが「サンデー毎日」、やや良いのが「ダ・ヴィンチ」「BAILA」「ショパン」、普通ぐらいが「ESSE」「猫びより」、悪い運気が「MEN'S NON-NO」でした。

という事は全体的には「やや良い」というのが年末~新年の運勢みたいですね。
しかしながら、神社のおみくじに凶が少ないように、ちょっと割り引いて考えてみたほうがよさそうです。
なので結局運勢は「普通」っていうとこじゃないでしょうか。

そして運気上昇のために、これら占いをもとに出来ることは、

「街歩きを兼ねたウォーキングで肉体改造。帰宅したらメールを精読し、部屋を綺麗に掃除。その後はスタンウェイ製のピアノが奏でるBGMを聴きながら、ダヴィンチ編集部にハガキを書く。合間にモノマネ練習。お腹が空いたらゴマを沢山たべて、猫ちゃんパジャマで就寝。」

という事になるようです。

さっそく猫ちゃんパジャマを買わなくては。


……それでは皆様、よいお年を。

今年も一年読んで頂きありがとうございました。



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# by mamesyakuhachi | 2016-12-26 00:01 | 尺八と生活 | Comments(0)



今週は今年読んだ本(109冊)の中からベスト5を発表したいと思います。


【第5位】

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「『罪と罰』を読まない」岸本佐知子、三浦しをん、吉田篤弘、吉田浩美(文藝春秋)

世界的名著「罪と罰」を読まずに読書会をする、という前代未聞の試みを書籍化した一冊。
未読でも何となく知っている「罪と罰」。
わずかな知識と作家4人の想像力で内容を類推していく過程は時に的を射ていたり、時には突拍子もない発想に笑えたりします。
私はこの本をきっかけに「罪と罰」(光文社古典新訳文庫版 全三巻)を読了。
ちなみに読了時間は23時間39分04秒でした。読む以外に何もしなければ1日で読めます。


【第4位】

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「マイ国家」星新一(新潮文庫)

甘いものを食べたら辛いものも食べたくなる。大長編を読んだ後には短編を読みたくなる。
星新一のショートショートは長編の合間に読みたくなる、そんな一冊です。
ある病院の一室。ひとりの老人がベッドに横たわっていた。」(「友情の杯」本書内の1篇)
書き出しから物語を立ち上げる力、短いセンテンスと読み易く簡潔な文体。
「罪と罰」は長すぎるという方に是非。


【第3位】

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「圏外編集者」都築響一(朝日出版社)

TOKYO STYLE 」「ROADSIDE JAPAN 珍日本紀行」「独居老人スタイル」など独自の視点で本を作りづける都築響一。
この本は編集者としての都築響一が本作りにこめる気持ちや動機について語った一冊。
「習えること、習えないこと」「検索という麻薬」「やりたいからやるんじゃない」(本書の小見出しより)
くすぶるモヤモヤした気持ちがある人は必読です。


【第2位】

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「へろへろ 雑誌『ヨレヨレ』と「宅老所よりあい」の人々」鹿子裕文(ナナロク社)

福岡県にある宅老所「よりあい」。その施設に引きずり込まれるように関係者になってしまった著者。
理想論や現実性のない夢を語っていた人は離れ、残ったのは一癖も二癖もあるスタッフたち。
将来お世話になるならこんな施設がいいです。


【第1位】

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「諦める力 勝てないのは努力が足りないからじゃない」為末大(プレジデント社)

今年一年読んだ109冊中の1位です。
「努力」や「夢」という事が美化されすぎて「あきらめないで頑張る」という事にとらわれすぎてしまう事も多いと思います。
本書では「諦める」ことを「現実を直視し、主体的に判断する」ことへの一つの方法として捉えています。
「諦めるということはそこで『終わる』とか『逃げる』ということではない。」
世界大会でメダルをとるために短距離走の花形100M走を戦略的に「諦めた」著者の言葉。
現実を直視し、結果を出したいならすべき方法があることを教えてくれる一冊です。

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以上、今年のベスト本でした。
ベスト10以外にも沢山良い本がありすぎて、紹介しきれない……
なんて思ってましたが、やはり紹介したい。
以下紹介文なしの表紙のみで番外編として紹介します。


【ベスト本 番外編】


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「紋切型社会 言葉で固まる現代を解きほぐす」武田砂鉄(朝日出版社



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「悲しみの秘儀」若松英輔(ナナクロ社)



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「あなたの話はなぜ「通じない」のか」山田ズーニー(ちくま文庫)




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「さよなら、ニルヴァーナ」窪美澄(文藝春秋)



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「言葉尻とらえ隊」能町みね子(文春文庫)



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「ガケ書房の頃」山下賢二(夏葉社)



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「路に落ちてた月 ビートたけし童話集」ビートたけし(祥伝社黄金文庫)



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「愛と裏切りの作曲家たち」中野京子(光文社知恵の森文庫)


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皆さんは今年読んだ中で何の本が印象に残ってますか?

今週はこれにて以上です。
このブログは毎週月曜日に更新。
来週は本年最後の更新です。

読んで頂きありがとうございました。





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# by mamesyakuhachi | 2016-12-19 00:01 | 複数著者など | Comments(0)



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先日の土曜日は私がプロデュースを手掛けている練馬春日町図書館コンサートの第七弾でした。

「リコーダー・トリオ 木の音のぬくもり」と題して、リコーダー奏者三名の方に演奏をお願いしました。

写真左から、宮里安矢さん、福岡恵さん、高橋明日香さんです。
ちなみに一番右の私が持っている楽器はバスリコーダーという楽器でアルトリコーダーの1オクターブ下が出る楽器とのこと。
初めて生で見ました。

プログラムはバッハ、モーツァルトから現代のリコーダー曲まで幅広く演奏してくださいました。
リコーダーの音色がコンサートタイトル通り「木の音のぬくもり」を感じさせて、図書館の雰囲気にとても合っていました。

そして、私遠藤はブックトークを担当。
今回は「【本のタイトル当てクイズ】書き出しから推理して書名を当ててみよう。 」と題してお客様にも参加して頂けるクイズ形式でブックトークを行いました。
皆さん真剣にクイズに取り組んでくださったので、とても盛り上がりました。

コンサートにご来場くださったお客様、演奏者とスタッフの方々、ありがとうございました。

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ところで12月も中旬です。

年末という事で、今年読んだベスト本を発表したいと思います。

今週は前編。

今年読んだ本(数えたら現時点で109冊)の中から10冊を選び、ランキング形式で発表したいと思います。


【第10位】

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「とんび」重松清(角川文庫)

泣ける本を教えて、と言われたら真っ先に勧めるのがこの「とんび」です。
今年読んだ中では、ぶっちぎりで泣けました。
重松清は「流星ワゴン」や「ビタミンF」など映像化作品も沢山あるので知ってはいたのですが、なんとなく俗っぽい雰囲気がありそうで敬遠していました。読んだきっかけは知り合いの読書友達が「ホリエモンが獄中で読んで号泣した」という情報を教えてくれたこと。
読んだら本気で泣きまくり。不器用で真っすぐな主人公……ああ、思い出すだけで泣けてきます。


【第9位】

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「現代アート、超入門」藤田令伊(集英社新書)

美術館が好きで、月1回くらいは展覧会に行きます。でもたまに思うのは「よく分からなかった」という事。特に現代アートの展覧会では理解の範疇を越えるものもあり、自分の感性の乏しさや知識の無さを感じてしまいます。
でも本書を読むとそんな不安も吹っ飛びます。分からない作品は素通りしても構わない、知識は後からついてくる、と語りかける本書は現代アート初心者の私にとってまさに目から鱗。この本を読んで現代アートの展覧会に俄然興味が湧きました。


【第8位】

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「仮釈放」吉村昭(新潮文庫)

池袋にある古書店「ますく堂」の店主が強く勧めていた一冊。店主直筆の帯には「ラスト5ページは最後まで決して読まないで下さい」との文字。
この小説は殺人を犯した無期刑の囚人が、長い刑期を模範囚として過ごした後に仮釈放を許され、社会復帰に向けて歩み始める姿を描いた作品。
ラスト5ページは確かに最後まで読まない方がいい。まさかと思ったけど、何ともやりきれない気持ちになります。内容を書きたいけどネタバレになってしまうのでここでは控えます。


【第7位】

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「学校では教えてくれない 人生を変える音楽」著者複数(河出書房新社)

音楽に関する本を探していて見つけたのが本書。柴田元幸、町田康、辛酸なめ子に又吉直樹。好きな作家のオンパレードにして文章も秀逸。中学生向けではあるけど大人が読んでも充分楽しめる一冊。特に角田光代の文章が好きで何度も読み返してしまいます。
「ほかのだれもわかってくれなくても、みんながださいと言っても、恋人が認めてくれなくても、その本物を手放さないでください。その音楽は、書物より何よりも実際的に、あなたを助ける。困難なときに、救ってくれる。そうしてあなたの一部になる。強く、へこたれない、うつくしい一部になる。」


【第6位】

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「コンビニ人間」村田紗耶香(文藝春秋)

アメトーークの読書芸人の回でもオススメ本として紹介されてましたが、僕も勧めたい一冊です。
この本の魅力は読者に判断をゆだねている部分が多いという事です。
悲劇とみるか喜劇とみるか、希望と見るか絶望とみるか、それらは読者が勝手に判断して良いと思います。
ちなみに私遠藤は希望のある悲劇だと思ってます。

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以上10位から6位まででした。
来週月曜の更新ではベスト5を発表します。

読んで頂きありがとうございました。




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# by mamesyakuhachi | 2016-12-12 00:01 | 尺八と生活 | Comments(0)