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展覧会に行きまくっていたら、家でも美術を楽しみたいという気持ちがムクムク湧いてきました。

と言っても絵画を買う余裕なんてそもそもないし、画集だって値段は高い。

じゃあ古本なら少しは安いに違いない、そう思って探し出しました美術書専門の古書店。

東京の飯田橋にあるアルテリアというお店です。




敷居たかそうですけど、たくさんの画家の作品があるみたいだし、行ってみよう!

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……チャリで!

野を越え、山越え

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はい、40分かけて到着です。

入るぞ…、と思ったら

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まさかのク、クローズ??

HPには平日19時までって書いてるのに…(行った日は平日の18:30頃)

うーん、でも中の灯りはついているから、意を決してGO!


……そしたら、ちゃんと営業中でした。

ちょっと緊張しながら入ると、意外にも満面の笑顔で迎えてくれたの店主さん。
(ちなみにクローズの札はうっかりしていただけ、とのこと)

店主さんの笑顔に背中を押されて、目当ての画家を聞いてみることにしました。

「あ、あの、サイ・トゥオンブリーありますか?」

「ああ~、ありますよ。このまえ売れちゃったから少しだけ、ですけど」

そして三冊みつけて頂きました。その中に特に良かった画集が一冊あったんですが、値段が2万円越え……。

思わず「高いっすね~!?」と口がすべってしまったのに、店主さんは少しも嫌な顔をせず「そうですね~」と笑顔のまま。

そんな姿勢にまた背中を押されて

「パウル・クレーはありますか?」と聞いてみたら

「ありますよ~。こっちですよ~。」とのお返事。

ということで見つけたのが下の図録。

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きっと高いんだろうな……と思ったら

なんと600円。

えっ…!やすっ!

店主さんいわく「この図録は佐谷画廊という所で開催された展覧会のときのものです。佐谷画廊は今無いのですが、すごく良い画廊だったんですよ。」

とのこと。早速購入。

続いて、店主さんに現代美術のオススメを伺ってみたところ

「うーん、オススメって難しいですね。ご自分で見て選ばれるのが良いと思いますよ~」

とのお言葉。そりゃそうですよね。

そんな中でお店の中から選んだのが下の二冊

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左が「セゾン現代美術館コレクション選」で右が「抽象表現主義展」の図録です。

中を開いて見ると、

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いいっす!

こんな立派な本なのに値段はそれぞれ1000円前後でとてもお手頃。

家でパラパラめくれば僕の生活にも潤いが生まれること間違いなし(!?)です。

よし、今度はお金を貯めてサイ・トゥオンブリーを買うぞ。

……というよりアルテリアで自分の好きな絵を探すだけでも楽しい時間かもしれない。

また行ってみよう~。






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by mamesyakuhachi | 2017-06-26 00:01 | 美術館 | Comments(0)

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先日の金曜日は僕が企画・プロデュースをしている練馬区立春日町図書館「夜の音楽会」でした。

今年で3年目になるこの音楽会は受付開始から数日で予約が埋まる人気企画になっています。

今回ご出演いただいたのはサックスと鍵盤のユニット「海藻姉妹」のみなさん。

写真左が鍵盤の めかぶさん 真ん中がサックスの わかめさん 右がサックスの こんぶさんです。

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オリジナル曲をメインに9曲ほど演奏して下さいました。

下町や横丁で感じるような哀愁と鋭い直線的なリズムの対比に惹きつけられます。
オリジナルの子守唄では高台に登って夕日を感じるような暖かさと浮遊感がありました。

プロデューサーの立場を忘れて楽しんでしまいました。(忘れて楽しむのは毎回ですけどね…)


そしてコンサート内では図書館コンサートにちなんでブックトークも企画。

今回は海藻姉妹の皆さんと遠藤が春日町図書館から事前に読みたい本を選んで紹介しました。

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わかめさんは猫や犬、昭和や恐怖に関する本、めかぶさんは絵本作家ひがしくんぺいの本、こんぶさんは戯曲(サロメやシェイクスピア)と絵画に関する本を選書してブックトークして下さいました。(遠藤はカンディンスキーの画集)

演奏者それぞれの人となりがブックトークに出て面白い企画になりました。


そして演奏後には記念写真。

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海藻姉妹のみなさんありがとうございました。

ちなみに海藻姉妹さんの演奏を聴いてみたい、という方は参考までに下記リンクをどうぞ。




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by mamesyakuhachi | 2017-06-19 00:01 | 尺八と生活 | Comments(0)

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先日、中野区立江古田図書館のビブリオバトルに参加してきました。(ビブリオバトルって何?という方はこちら

2月に文京区立本郷図書館で参加してから、久しぶりの参加です。

今回のテーマは「刺激」。

持参した本はこちら

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「佐佐木幸綱作品集」(本阿弥書店)

この本は佐佐木幸綱の短歌作品集です。
何が刺激的だったかというと「短歌の読み方を変えるきっかけになって刺激的だった」という部分です。

普段、本を読むときは基本的に最初から読んで、理解しながらすすんでいくことが多いです。
でも、全ての本を頭から読む必要もなければ、全てを理解して読む必要もないよなぁ。とふと思いました。

たとえば展覧会で絵を見る時、別に全ての作品をじっくり見なくても楽しめるし、好きな作品は勝手に目に飛び込んでくるし。

という気持ちでこの歌集を適当にパラパラみていくと、確かに引っかかる作品はでできます。

たとえば

友一人二人五人と増やし来て千の賀状の束燃す日ぐれ

噛めばかすかな海ほおずきの頬そめてお前が笑う今日は祭

こんな作品たちです。

こんなことをビブリオバトルでプレゼンしようと思い、

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いざ本番へ

結果は……



1位になれませんでした。
本番はなんかしどろもどろになってしまって、うまくプレゼンできませんでした。

まー、しゃーないです。

ちなみに他の紹介本は

【一戦目】
「空中ブランコ」奥田英朗 → 1位
「ひぐらしのなく頃に」竜騎士07
「僕と妻の1778話」眉村卓
「松岡修造の人生を強く生きる83の言葉」松岡修造

【二戦目】
「ミッキーマウスの憂鬱」松岡圭祐
「佐佐木幸綱作品集」佐佐木幸綱
「アーミッシュの赦し」ドナルド・B・クレイビル他 → 1位

という感じでした。

負けても今回は平気です。
佐佐木幸綱も次のように詠んでいますから

おお朝の光の束が貫ける水、どのように生きても恥


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by mamesyakuhachi | 2017-06-12 00:01 | 佐佐木幸綱 | Comments(0)

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知り合いの司書の方から勧められて、山梨県立美術館に行ってきました。

この美術館の売りは、なんと言ってもミレーです。
1978年の開館に合わせ、ミレーの「種をまく人」を思い切って購入、その後オープン二年で100万人という来館者数を達成したそうです。

こりゃ、おもしろそうです。

では早速出発。

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ここは朝7時前のバスタ新宿。
人影はだいぶまばら。
ここから甲府駅直通の高速バスがでています。

バスにのること2時間。

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甲府駅に到着。
駅の周囲は工事中。

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武田信玄も工事を見守っています。

話がそれましたが、甲府駅から市バスで美術館へ。
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15分ほどで到着。
公園のなかに美術館があります。

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入り口から入ってすぐ美術館に到着。
ミレーの肖像が掲げられています。

そして、この時は企画展「バロックの巨匠たち」も開催中でした。
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余談なんですけど、「バロック」のこのフォント、展覧会でよく使われてませんか?

話をまた戻して、美術館の中へ。
ここからは撮影禁止なので、お土産に買ってきたポストカードと遠藤のイラストでお楽しみください。

まず、なんと言っても、

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はい!

「種をまく人」です。

この時の遠藤の様子は

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うむむむむ、

たぶん、きっと、これは……

良い絵に違いない……汗

既に評価が定まっていて、かつ高額な絵を前にすると「感動しなければ!」みたいな感情が先にたってしまい、結局楽しめているのかどうかよく分からない心理状態に……

大行列のラーメン屋で並んでる間に期待値ばかりが上がってるような状況とでも言いましょうか…。

その他には

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「ポリーヌ・V・オノの肖像」という作品もありました。
個人的にはこっちの方が好きです。
だって美人なんだもの。

展覧会場を出ると、すぐ隣で萩原英雄という山梨出身の画家の展示もありました。

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「白の幻想 №1」

これ好きです。

ちなみにミレーを見ることのできる山梨県立美術館のコレクション展の入場料は510円。

安いッ!
もう一回!











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by mamesyakuhachi | 2017-06-05 00:01 | 美術館 | Comments(0)