血液型占いはあまり当てにしてません。

しかしながら、十中八九「A型でしょ?」と言われます。

そして、予想通り僕はA型です。

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エドワード・ゴーリー著/柴田元幸訳「まったき動物園」(河出書房新社)

エドワード・ゴーリー「キャッテゴーリー」(河出書房新社)

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東京・池袋のジュンク堂書店。

売り場面積が都内最大の大型書店です。

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店内をブラブラしていたらエドワード・ゴーリーのコーナーを発見。
書棚5段ぶち抜きの大きな扱いでした。
この様子だと巷では静かなゴーリーブームが来てるのかもしれません。


ところで話が横道にそれますが、自分が好きなマイナーアーティストが売れ出すと何故か少しやるせなさを感じます。

「俺は売れる前から知ってたし、良いと思ってた」と先見性を声高に示したいとこですが、アピールすれば己の安っぽさを印象づけるばかりなので憚られます。
(…ま、でも最終的には我慢できず言っちゃいますけどね。これもA型らしさ?)

閑話休題。

この「まったき動物園」にはゴーリーが創作した動物たちがアルファベット順に登場してきます。

幻想的で不気味。現実には存在しない動物たち。
そして絵の横には纏わりつくような奇妙な文章。

混沌とした雰囲気を現出させています。


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「キャッテゴーリー」はゴーリーの描いた猫達が登場します。

とぼけていて、間抜けそうな猫達。

こちらは絵のみで、可愛げのある猫たちを見ていると癒されます。

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ゴーリーの本は、ひねくれ者の僕の気持ちを心地よく刺激してきます。

ところでインターネット上にゴーリーに関するこんな記事を見つけました。


マジキチな絵本見つけたwwwwwww


ついに2ちゃんねるでも…。

とはいえ、日本での認知度はまだ低いゴーリーですが、世界では熱狂的コレクターが沢山いるようです。

オークションサイトでは一冊数万円というのもザラにあるようです。


日本で本格的なブームが来る前に買っとくべきかなとも思ったりします。



今日はこのへんで以上です。

毎週月曜日に更新。次回は8月25日です。


読んで頂きありがとうございました。




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by mamesyakuhachi | 2014-08-18 10:59 | エドワード・ゴーリー | Comments(0)

相変わらずの暑さですね。

今日聴いてるのは鬼束ちひろのカバー「カーペンターズの青春の輝き」です。

先週末も郡山に行ってきました。
楽器屋さんにソロコンサートチラシ置かせてもらったり、お琴の演奏会に伺ったりと、地道ながら宣伝してきました。

そして僕の大好きな絡王乳業のカフェオレ、そのカフェオレクランチを土産売り場で見つけました。

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今日は好きな絵本作家エドワード・ゴーリーの紹介です

「華々しき鼻血」(エドワード・ゴーリー、柴田元幸訳)

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ゴーリーいわく「迷ったら、アルファベットをやる。素材をまとめる上でこんないい手はない」

この絵本はアルファベットA~Zの順序をもとに描かれた絵本です。

アルファベット順にしてるのは「副詞」です。

A→Aimlessly(あてどなく)
B→Balefully(まがまがしく)
C→Clumsily(ぞんざいに)


Aであれば「あてどなく 木立をさまよう」
Bであれば「まがまがしく 子らをにらむいきもの」
Cであれば「ぞんざいに 供されたプティング」…
という感じで、話に筋道があるわけでなく、それぞれのページは前後関係なく独立して展開します。

この絵本は特に道徳観とか倫理観を諭すわけでも、起承転結があるわけでもありません。統一感はアルファベット順ということだけです。

でも、豊かな想像力の世界です。

この絵本は荒唐無稽(結局僕は荒唐無稽が好きです)と少しの残酷さ、取り留めなさ、それらをゴーリーの言葉の言い回しとモノクロの絵で描き出しています。

感情は抑えて客観視することによる独特の距離感、その隔たりで生まれる他人目線。当事者には深刻なのに、ゴーリーの絵と視点が入ると、少し緊張感が無くなり皮肉や風刺っぽくなると感じます。

そして外国の絵本の為、訳が重要になるんですが、柴田元幸の訳はかなり良いです。

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同じゴーリーの「うろんな客」という絵本も柴田元幸の訳が良いです。
絵本なのに短歌と四字熟語を組み合わせるという斬新な手法を使ってます。


しかしながら、子供向けではないかもしれないですね。「華々しき鼻血」も「うろんな客」も上の表紙のような絵で、少し不気味ですから。

その分、大人が読んでも充分楽しめます。絵本で短いので忙しい方にもオススメです。


では今日はこのへんで。

更新は毎週月曜日です。

読んで頂きありがとうございました。
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by mamesyakuhachi | 2013-09-02 10:40 | エドワード・ゴーリー | Comments(8)