先週の記事の続きから。

先週に紹介した『必笑小咄のテクニック』(米原万里/著、集英社新書)から出題した問題の回答例です。

b0145160_5194136.jpg


ちなみに問題は

-----------------------
(問題文)
当館の訪問者数はあまりにも少ない。世界的にも希有な歴史的遺構や遺物を数多く展示しているというのにもったいないことです。

-----------------------
この文章の情報提供の順序(話の順序)を入れ替えることで笑い話にしてみてください。という問題でした。


では回答例。

-----------------------
当博物館は世界的にも大変貴重な、希有ともいえる歴史的遺構や遺物の宝庫である。なかでも最も珍しいのは、訪問者である。
-----------------------


です。
いかがでしたか?


‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐

ところで間もなく今年も師走。
年末にはこたつでみかんでも食べながら、ゆっくりしたいものです。

そんな時に読みたくなるのは長編小説です。

今年の年末にじっくり読みたい本を紹介します。



『四千万歩の男(全五巻)』井上ひさし/著(講談社文庫)

b0145160_5215199.jpg


『忠敬の歩み、その一歩一歩はまことに平凡である。だが、その平凡な一歩を支えているのは感動的なほど愚直な意志である。第二の人生を歩くことで全うしようと覚悟した、高貴さにまで高められた愚直な精神が彼の足を運ばしめているのである。』(第一巻「お読みいただく前に」より)

寛政12年(1800年)から約16年にわたり全国を測量し『大日本沿海輿地全図』を完成させた伊能忠敬。
50歳を過ぎてから星学暦学を学び、「二歩で一間」の歩みで日本の海岸線を歩き尽くつくした忠敬を描いた歴史長編です。

作者は劇作家でも有名な井上ひさし。

全五巻、文庫版の総ページ数は、なんと3000ページ超。
もはや百科事典並みの分量です。

読み切るには時間かかるだろうな、と考えつつも読むのが楽しみでもあります。

---------------

今週はこれにて以上です。

更新は毎週月曜日。

次回は11月30日です。

読んで頂きありがとうございました。

[PR]
by mamesyakuhachi | 2015-11-23 08:00 | 井上ひさし | Comments(0)