今週は前置き無く、いきなり本の紹介です。

ピエール・バイヤール著、大浦康介訳「読んでいない本について堂々と語る方法」(筑摩書房)


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読みました。

題名はとっつきやすいけど、中身は学術的です。

実用的な方法論を説いた本というより、本を読むこととそれに付随して起こる認識、理解、表現など…、その本質を探る本という印象です。

例えば、ある本を隅々読んだからといって、その本を丸々理解できるかは分からないし、そもそも「理解した」ってどういう状態のこと?・・・みたいな内容でした。

理論的な本で読むのが大変でした。興味深い本でしたが、共有図書館の話(その一冊の本が、世に沢山存在している本の中でどの位置を占めるのか)や内なる図書館の話とか、分かったようで分からない…。

その為、『「読んでない本について堂々と語る方法」を読んだけど、この本について堂々と語れない』というジレンマに陥ってます。

そこで…今日は趣向を変えて、読んだことのない本を紹介します!
といっても読んでないけど無理に語るんじゃなくて、これから読みたいと思っている本を紹介します。

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松田青子「スタッキング可能」(河出書房新社)

装丁の感じが良くて前から気になってます。
内容は全く不明ながら「シュール」な感じだと嬉しいと勝手に考えてます。
シュールな本は読むのが疲れるけど好きな分野です。

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山下清「日本ぶらりぶらり」(ちくま文庫)

放浪の画家として有名な山下清の放浪記です。
著書の作品にも触れながら読める本との事です。
ちなみに「ヨーロッパぶらりぶらり」という作品もあるみたいです。
ヨーロッパにも行ってるんですね。こっちも気になります。

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江口歩「エグチズム」(新潟日報事業社)

本書を知ったきっかけは脳性麻痺ブラザーズというお笑い芸人です。
実際に脳性麻痺のコンビなんですが、そのコントを見たときに
「えっ、このコンビを見て笑っていいのかな?」と正直思いました。
そのコンビの所属事務所の社長が著者。気になる本です。

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坂本大三郎「山伏と僕」(リトルモア)

題名が良いです。…山伏?
尺八やってる僕も一般的にいえば、尺八?って感じかもですが、
山伏も尺八に並ぶくらい「?」な世界です。
しかも「僕」。「僕」という一人称から既に共感モードです。
山伏と我、山伏と自己、とかじゃ多分読まないかも。


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ヘルマンヘッセ「庭仕事の愉しみ」(草思社文庫)

思い返せば中学の時に課題図書で読んだ「車輪の下」。
自然の描写ばかりでセリフがなくて退屈な本だと思ってました。
「車輪の下」も再読してみたい所ですが、
この本も読んでみたいです。
潤いのある素敵な生活が送れそうです。


今日はこの辺で以上です。

毎日月曜日に更新。次回は6月30日。

読んで頂きありがとうございました。

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by mamesyakuhachi | 2014-06-23 10:18 | ピエール・バイヤール | Comments(7)