カテゴリ:ユ・テウン( 1 )

ブログを模様替えしました。タイトルも変えました。

取り上げた本も増えてきたので、左側のカテゴリー欄で著者別インデックスを作りました。

なんか年をとるごとに整理することが好きになってます。(より神経質になってる…?)

昔はバラバラに積み上げてた楽譜もアイウエオ順で整理するようになりました。
探す時間が省けて便利です。って当たり前か。

では、本の紹介です。

ユ・テウン「きんぎょ」木坂涼訳(セーラー出版)

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「絵本を読んでます」というと、なんかちょっと痛い奴だよな俺…と思ったりもします。
…が、好きな絵本だったので紹介します。(痛いところは大目に見てください…。)


この本は真っ赤な表紙。
そしてタイトルは一言
「きんぎょ」

その簡潔で印象的な佇まいが気に入って手に取りました。

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あらすじは・・・

きんぎょを飼っている少年がきんぎょ鉢と共に祖父の勤める図書館を訪れる。
本に夢中になるうちに、うとうと少年は眠ってしまう。
目が覚めてきんぎょ鉢を見ると、きんぎょが居なくなった事に気づく少年。
きんぎょを探し、後を追うと、きんぎょ色した真っ赤な本に出会う…。

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少年がきんぎょ色の本を開く瞬間の絵が良いです。

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湧き上がるイマジネーションのしぶきを感じます。

少年はきんぎょと共に本の中の世界に駆け出し、大らかな優しい世界を自由に旅します。

この絵本の中間部は文章が無く、絵のみで構成されてるんですが、この部分が好きです。
近い視点から遠い視点への切り替わりと、本の世界と外の世界を隔てる壁を取り払った自由な描写。
広がりと意外性を感じます。


全体を通してモノクロに近い絵本なんですが、きんぎょにのみ赤い色がついてます。
それが効果的に作用してます。
きんぎょが今にも動き出しそうです。

印象的な絵本でした。


今日はこの辺で以上です。

更新は毎週月曜日。次回は3月31日です。

読んで頂きありがとうございました。

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by mamesyakuhachi | 2014-03-24 10:46 | ユ・テウン | Comments(0)