カテゴリ:奈良美智( 1 )

今日聞いてる音楽は中納良恵 x SAKEROCK「スーダラ節」です。
アレンジがいいです。

先週末は郡山に帰省してました。ソロコンサートの会場打ち合わせです。
コンサート会場の最寄りバス停に着きホールまでの道を歩いていたら見慣れた とら猫の絵が…

こおりやま文学の森資料館で開催中の「特別企画展・佐野洋子の世界」でした。

これは何というタイミングの良さ。しかもこの文学館は自分のコンサートの会場の向かい側。

コンサート会場下見してから早速見に行きました。
グッズも買いました。

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いいことありそうです。



今日は少し明るめの本を紹介します。

「小さな星通信」(奈良美智)

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現代アートで有名なアーティスト、奈良美智の自伝的な本です。
もともとは「H」(ロッキンオン社)という雑誌の連載で、それを書き直して再構成した本のようです。

奈良美智をの名前を知らないという方も、上の装丁のような絵を見た事ある方も多いと思います。

いきなり話がそれますが、奈良美智は武蔵野美術大学を中退してます。僕が好きな作家やアーティストには武蔵野美大出身が多いです。佐野洋子、みうらじゅん、リリーフランキー、西原理恵子、辛酸なめ子、草野マサムネなど。しかも皆、個性的です。

話を戻し、本について。

文章から感じる奈良美智は、人なつっこくて気さく、そして少し押しつけがましい(良い意味で)印象です。

美術系予備校講師時代に生徒を教官室に呼んで『Ramones』を無理やり聴かせたり、映画『コヤニスカッティ』(フランシス・コッポラ製作)を見せたり…
その数年後にはカリフォルニア大学で共に講義を受け持つことになった村上隆に映画『20世紀ノスタルジア』のワンシーンを繰り返し強制的に見せたりと…持ち前の明るさと情熱が伝わってきます。

そんな奈良美智ですが、本の中で技術や表現者としてすべきことを綴ってます。

「技術や理論は個人差あれど、基本的には誰でも習得できるものだ。しかしスピリットというものは個人差どころか、それぞれがそれぞれの方法で獲得しなければいけない」
技術や理論って、音楽で言えば何でしょうね。正しい音程、リズム、豊かな音色といったところでしょうか。個人的にはその習得も凄く難しく、僕は未熟でまだ出来ないことも多いです。
僕はどちらかというと技術や理論にしがみつくタイプです。でも上記の言葉には凄く共感しましたし憧れました。
おこがましくも奈良美智の言葉に付け加えるなら、大切なのは自分の気持ちに嘘があるかどうかじゃないでしょうか。
ヘタウマのような絵画も音楽も僕は好きです。でも大切なのは、やってることに自分が納得してるかとか、嘘がないかといった所じゃないかなと思います。

良い音程で演奏できないとか、豊な音色が出せないから、という理由でヘタウマにいくとすれば、そこには嘘が入ってしまいます。本当はこういう風に吹けたらもっといいのにと思ってるなら練習は必要だし、ごまかすのは良くないんじゃないかなと思います。

練習は理想を求める為に行うものだと思います。
奈良美智が本文中に書いた「習得した技術は経験によって再確認されなければ何の意味も持たない」
僕はもっと練習しなきゃなと思いましたし、音楽以外の事も沢山知らなきゃいけないと思いました。

今日はここらへんで以上です。

読んで頂きありがとうございました。

次回更新は9月2日(月)です。

9月からは毎週月曜に更新します。
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by mamesyakuhachi | 2013-08-27 19:04 | 奈良美智 | Comments(0)