カテゴリ:村上春樹( 2 )

村上春樹など

土曜日は渋谷の公園通りクラシックスにて「えりか祭り…躍るアホウ アラブ・トルコの夜」に参加してきました。

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終演後の一枚です。左から篳篥の中村仁美さん(HP)、箏・三味線の竹澤悦子さん(HP)。

僕は最初は観客、途中から飛び入り出演しました。
ステージは全てインプロビゼーションという、僕にとっては誠に未知な舞台でした。

でも、正直楽しかった。
ステージは序盤は混沌としながらも徐々に妙な現実感が立ち上がってきて、踊り手と楽器から様々なストーリーを感じました。
素晴らしい舞台に参加できた事が本当に光栄でした。

そして、たくさんの元気を頂きました。
今日からまた頑張れそうです。

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村上春樹が好きなんです。

でも、あまり大きな声では言えません。
有名すぎて気恥ずかしいんです。

僕にとって村上春樹の魅力は「面白くて、気づいたら読み終わってしまう。でもよくわからない」というところです。

よく分からないのに読んでいて良いのだろうか、というモヤモヤした気持ち。
そんな釈然としない気持ちに答えてくれるサイトがあります。

それは村上春樹の期間限定サイト「村上さんのところ」です。
(ちなみに間もなく5/13に終了予定です)

村上春樹と読者とのやり取りがサイト上で行われています。
僕と同じような気持ちで村上作品を読んでいる方もいました。

それでも読まずにはいられません

村上春樹の返事、
『たぶんそこで大事なのは、「わけがわからない」ものを、わけがわからないなりに、しっかり受け止められる力です』
この言葉に元気を貰い、ああ、好きに理由がないのと何か似てるな、と思いました。

ところで、先日、東京新聞に村上春樹のインタビュー記事が載っていました。
最近自分が考えていた事を代弁してくれている様な記事でした。
引用します。

『何かを新しくつかみ取ろうとすれば、プラスの分だけ、必ずネガティブなものが生じるんです。プラスのものを確保しようと思えば、ネガティブなものも代償行為として引き受けなくてはいけない。そうしないと、人は生きている意味がないと思う』(東京新聞/2015年4月22日朝刊)

小説の世界ってネガティブな事が沢山書かれているんですよね。

僕はずっと自分のネガティブさに悩んでいました。
それを救ってくれたのはネガティブな小説達でした。
それはもちろん村上春樹であり、遠藤周作であり、太宰治であり、西加奈子でした。
読書を通して感じた「ネガティブからしか生み出せないプラス」は今まで体験した事のない自己肯定感でした。

僕はこれからも小説を読みたいです。
小説は惨めな僕を救ってくれました。そして、これからもきっとそうでしょう。
小説に出会えて本当に嬉しいんです。

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先週このブログで募集をした「オススメ本を教えて下さい」の企画。
5月20日の締切ながら、今現在、なんと、

応募、0冊、です!

あああ。

やっぱり応募しづらいのかな、と反省。
でも、まだ締切前。5月20日まで引き続き募集します。

僕は書評家ではないので立派な事は書けませんが、ご応募を頂いたら大切に読ませて頂き、このブログで感想を書かせて頂きます。

このブログのコメント欄かフェイスブックでご応募をお待ちしています。

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今週はこれにて以上です。
更新は毎週月曜日。
次回は5月18日です。
読んで頂きありがとうございました。

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by mamesyakuhachi | 2015-05-11 00:01 | 村上春樹 | Comments(4)

このブログ書きながら、ユニコーン聞いてます。
曲は「車も電話もないけれど」です。

ユニコーンといえばメインボーカルは僕の好きな奥田民生ですが、
もともとは僕の姉が学生時代によく聴いてました。

そして姉の上に兄がいるんですが、兄はギターも弾いてバンドもしてて、
音楽もいろいろ聴いてました。
姉も兄も学校ではどっちかというと垢ぬけてた感じのグループに属してたようで、
地味な僕とは違う世界の人でした。

兄が好きだったものの中で今僕が聴いてるのはブランキージェットシティです。

兄、姉がそれぞれ上に書いたアーティストを聴いてた頃、隣の部屋にいた僕の耳にも自然に曲が入ってきました(実家は壁が薄かった)。当時はそんなに良いと思わなかったのに今は好きでたまに聴いているって不思議な感じもします。

でも盆正月に兄や姉と会った時に「今ユニコーンとかブランキー時々聴いてるんだよね」って気恥ずかしくて言えませんが。


ところで、生まれて初めて買ったCDって
僕はMrchildrenのatomic heartでした。
以前飲み会で、初めて買ったCDの話題が出て、atomic heartって言ったら周りから「かっこつけんな」みたいなこと言われ、横にいた後輩が
「これからは、ガラガラへびがやってきた、とかにした方がいいっすよ」とアドバイスしてくれました。


確かに初めて買ったのがミスチルとか、ちょっと周りの目を意識してる感じしなくもないですね。
でも、なんで買ったかって当時(中二)好きだった人が、ミスチル好きだっただけの理由のみです。

さらに痛い思い出ですが、ミスチルのcross roadの歌詞に「傷つけずには愛せない」っていう所があって、当時(中二)の僕は「あ~分かるなぁ」とか共感し、のぼせて友達に言ってましたから、本当に手のつけようがないです。

ところで本の紹介です。
そんな痛い福島での学生時代に読んだ小説です。

「ノルウェイの森」(村上春樹)

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今さら紹介することでもないと思いますので内容とか省きます。
この本は高二の時に読んで、また半年前くらいに再読しました。
再読すると印象が変わってることあると思うんですが、僕は印象は変わらなかったですね。

僕の印象は、なにか薄い膜の張った表面を指先でなぞるような感覚の小説という感じです。

浮世ばなれしているといえばそうなんですけど、この作品の良さは現実的でもありながら現実から離れたところで宙に浮いているような所だと思います。

いちいち言葉使いとか単語の選び方が気取ってる感じですが、作品の世界観考えると特に気にならないです。

でもまぁ「ノルウェイの森」紹介なんて今さら感強いですね。
それを読んでた高校生だった僕は男子高に通ってて、女子と話す機会はほぼゼロでした。
大学入ったら主人公のワタナベみたいな大学生活もいいなーとか思ってました。

現実は女性に免疫がなくなり、同学年の人にも敬語使う始末。痛いです。

ところで数年前に松山ケンイチ主演で映画化されてますね。

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映画になるっていう制約がある以上、省略しなきゃいけないこともありますし、文字を映像にしてしまいますから原作とは違くなりますよね。
僕の感想は簡単に言えば「良かった」です。映像になる上で自分の思ってた人物像(ビジュアルや話し方)は確かに違うところもありましたけど、原作の世界観を大切にしている感じと表現の仕方は良いと思いました。



という感じで今回は以上です。

次回更新は7月28日にします。

読んで頂きありがとうございました。
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by mamesyakuhachi | 2013-07-23 10:01 | 村上春樹 | Comments(0)