『日日是好日 「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』森下典子/著 

出演コンサートのご案内です。

【第六回 港区文化芸術フェスティバル】
《日時》 2/22(日) 開場18:00/開演18:30
《場所》 サントリーホール・ブルーローズ(港区赤坂1-13-1)
《出演》 演奏:ワールドバンブーオーケストラ 竹楽器&合唱:区民の皆さん
《プログラム》 「渇きの海」「サウンドオブミュージックメドレー」「イッツショータイム」etc

港区主催のコンサートで、無料公演です。
なおチケットは事前申込が必要です。
観覧希望の方は、03-3578-2342(港区地域振興課文化芸術振興係)まで直接ご連絡して下さい。
なお港区の公式HPのコンサート情報サイトはこちら

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今週の本です。

森下典子 『日日是好日 「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』 (飛鳥新社)
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お茶とは、そういう「生き方」なのだ。そうやって生きれば、人間はたとえ、まわりが「苦境」と呼ぶような事態に遭遇したとしても、その状況を楽しんで生きていけるかもしれないのだ。』(本文より)

偶然、図書館で見つけ、その佇まいに惹きつけられました。

本書は茶道に関する本ですが、茶道だけではない本です。
茶道を通して知った四季の美しさ、掛け軸や焼き物の魅力。
そして、なぜ茶道を習い、なぜお茶を淹れるのか。

そんな普遍的な問いに対し、著者は自身の人生観と重ねながら美しく叙情的に綴っています。

著者は茶道を通して様々なことを感じ、学んでいきます。
過去や未来にとらわれすぎる事なく現在を生きるという事。
自分の欠点や短所とどう付き合って、そして受け入れていくのかという事。

タイトルの『日日是好日(にちにちこれこうじつ)』とは『毎日がいい日』という意味です。
その言葉を単なる「言葉」としてだけではなく「実感」にまで高めた著者。

経験と実感に裏打ちされた文章だからこそ、著者の感じた迷いや喜びが読者の心に響きます。

胸の熱さと、言葉の追いつかない虚しさと、言葉にしてシラけてしまうことの恐れが、せめぎあいながら、沈黙という井戸の中をのぞいている。そのやるせない感情と、台無しにしたくないという配慮を共有しながら、静かに並んで座っている。

お茶とともに有る人生の趣。そして、文章から立ちのぼる著者の誠実さ。

とても素敵な本でした。

今日はこれにて以上です。
毎週月曜日に更新。
次回は2月23
日です。

読んで頂きありがとうございました。

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by mamesyakuhachi | 2015-02-16 01:48 | 森下典子 | Comments(0)